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FC東京U-23ジャキットがJ初ゴール「この流れでタイ代表でもゴールを」

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MFジャキットが移籍後初ゴール

[12.3 J3第34節 FC東京U-23 2-1 C大阪U-23 駒沢]

 電光石火弾で試合の流れを決めた。開始わずか22秒、左サイドのタッチライン際でボールを奪ったFWユ・インスがドリブルで持ち上がり、グラウンダーのクロス。猛然と走り込んだU-23タイ代表MFジャキットが右足ダイレクトで合わせ、先制のネットを揺らした。

 7月にバンコクユナイテッド(タイ)から期限付き移籍で加入し、シーズン中にトップからウイングバックにポジションを移した。この日も右サイドの上下動を繰り返し、攻守に躍動。「ウイングバックになってからは得点のチャンスがなかった。今日は上がるチャンスがあって、決められてよかった」と笑顔をこぼした。

 これが移籍後初ゴール。加入直後に左膝負傷で離脱したが、復帰後は試合時間を伸ばし、終盤は定位置をつかんだ。J3最終節は現役を引退するMF石川直宏のラストマッチ。白星でレジェンドを送り出し、「Jリーグで初ゴールを決められてうれしい。勝利に貢献できて誇りに思う」と喜んだ。

 20歳のジャキットはタイで開催されるU-23国際親善大会「M150杯」(9日〜15日)の代表メンバーに選出されている。合宿は11月27日から行われているが、ジャキットはこの試合後に合流。「今日ゴールを決めたことでタイの皆さんにも目に見える形で成長を見せられた。この流れでタイ代表でもゴールを決められたら」と意気込んだ。

(取材・文 佐藤亜希子)

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