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伊メディアがミランと対戦以来10年ぶりクラブW杯参戦の浦和を特集…注目選手は?

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10年ぶりのクラブW杯出場となる浦和レッズ

 クラブW杯にアジア代表として参戦する浦和レッズについて、イタリアメディア『フォックススポーツ』が8日、「浦和レッズ、ミランの次はレアル・マドリーになるか」と題し、特集を組んだ。

 浦和はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)で、10年ぶり2度目の優勝を果たし、アジア代表として9年ぶりにクラブW出場を決めた。9日に開催国王者であるアルジャジーラと対戦する同クラブについて、イタリアにおいて1988年に「ミツビシ・ミストゥピシ(ミツビシには驚かされる)」のキャッチフレーズで注目を集めた会社が創設したクラブであると紹介。「ビデオデッキや乗用車のほか、ミツビシは浦和レッドダイヤモンズというサッカークラブも“製造”した」と説明した。

 続いて、「レッドダイヤモンズはちょうどぴったり10年ぶりにクラブWの扉を叩く。この名前が懐かしく聞こえる者もいるだろう。そう、2007年大会の準決勝でミランと対戦した相手だ」と綴り、「ミランはトロフィーの獲得へ向けて駒を進めるのに、(クラレンス)セードルフのゴールで事足りた」と振り返った。

 さらに浦和については、三菱重工業サッカー部時代にまで遡り、「1978年に日本サッカーリーグ、JSLカップ、天皇杯を制し、史上初となる日本版トリプレーテを達成したクラブ」であると説明。このほか2006年のJ1など数多くのタイトルを獲得してきた強豪クラブであると紹介している。

■伊メディアが注目する選手は?

 ミランと対戦した10年前と変わらず今もMF阿部勇樹が主力としてプレーしていることに注目。「36歳の主将はクラブのバンディエラだ」と紹介したほか、日本代表として50試合以上に出場したことや、2010年から2012年にかけてレスターでプレーしたことを伝えた。

 また浦和にはDF槙野智章ら日本代表選手が多く在籍していることにも言及。「日本代表に選手を多く輩出している充実した陣営であり、来夏、ロシアでほとんどの選手をお目にかかれるだろう」と綴った。一方、注目選手としてFW興梠慎三を挙げ、「チームの最高のエースストライカー」と表現。「26ゴールを挙げるなど素晴らしいシーズンを送っているがUAEで有終の美を飾るチャンスだ」と活躍を期待した。助っ人外国人のFWラファエル・シルバについても「(アジア)チャンピオンズリーグのヒーローだ」として紹介している。

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