beacon

“重要な一戦”でアジア王者の意地を見せる…浦和GK西川「チームを助けたい」

このエントリーをはてなブックマークに追加

浦和レッズGK西川周作

 翌12日に5位決定戦を迎える浦和レッズ堀孝史監督とGK西川周作が11日、前日会見に出席して意気込みを語った。

 9日に行われた準々決勝アルジャジーラ(UAE)戦では主導権を握って試合を進めながらも、守備に重心を置いた相手を崩し切れず。後半7分にカウンターからFWアリ・マブフートに決勝点を許し、0-1の完封負けを喫した。この結果、アルジャジーラが欧州王者のレアル・マドリー(スペイン)が待つ準決勝へ、浦和がウィダード・カサブランカ(モロッコ)と対戦する5位決定戦に回ることになった。

「我々は2日前に非常に悔しい思いをした」と悔しさを滲ませた指揮官だが、「しっかり切り替えて準備している」と敗戦のショックを引きずっていないことを強調。そして、クラブW杯の最終戦、シーズン最終戦となる一戦に向けて、「今まで多くの人に支えられて、ここにいるということを選手に伝えている。浦和レッズにとって来季に向けて非常に重要な一戦になると思うので、勝利を得たい」と必勝を誓った。

 同様に西川も2日前の敗戦については「受け入れがたい結果」としながらも、「アジア王者として、日本を代表して来ているので5位決定戦に集中しないといけない。(結果を)受け入れて、明日の試合に向けて良い準備をしていきたい」と気持ちを切り替えて、翌日の一戦に臨もうとしている。

 そして、守護神として「良い働きをしてチームを助けていきたい」と意気込みを示すと、「(カサブランカは)素晴らしいチームと理解しているけど、リスペクトした中でも、僕たちはアグレッシブに攻撃も守備もしていきたい」と力強く語った。

(取材・文 折戸岳彦)
●クラブW杯2017特集

TOP