beacon

U-17代表、準決勝速報!!

このエントリーをはてなブックマークに追加

[2月9日 コパ・チーバス準決勝 アトラス 2-0 U-17代表]

 メキシコ遠征中のU-17日本代表は9日、コパチーバス準決勝アトラス戦に臨んだ。アトラスは地元の強豪。ベスト4に唯一残った海外チームである日本に対し、勝ちにこだわった戦いを挑んできた。

<日本の出場メンバー>
この大会はじめて3-5-2でスタート。
先発
GK廣永、DF山地、甲斐→59分米本、金井、MF奥井→47分増山、山田、岡本、水沼、山崎→55分端戸、FW大塚、井上→36分富山

 アトラスは競り合いで自信のあるFWに大きなボールを送り、日本のDFを押し切る姿勢だ。

 前半14分アトラスFWとGK廣永が交錯。そのこぼれ球に山地が行ったところでハンドの判定。PKを決められ、0-1。
 18分、MF山田からFW大塚へ、大塚ワンタッチで井上に流す。井上が抜け出してGKも抜きさってシュートするもサイドネット。終止ボールをまわされる日本。球際の強さ、うまさはアトラスが1枚も2枚も上。前半終了0-1。
 
後半、井上→富山。前線の二人でボールが収まった時のみ中盤が押し上げられてパスがまわる。10分過ぎから日本ペースで進むも得点にはならない。
47分奥井→益山。益山をサイドバックに下げて4バックに。水沼もトップ下から本来のサイドハーフに。更に55分山崎→端戸と交代した直後。右サイドに大きく展開されて、深いところから逆サイドまでセンターリングを許す。右から上がってきていた14番にシュートを決められ0-2。
 59分甲斐→米本。岡本がDFに下がり米本はサイドバックに。
益山はひとつ前で左サイドMF。水沼も山田も前線に絡む。終盤、やっと山田を基点にパスを繋ぐが、2点差の余裕からか相手は簡単に跳ね返す。タイムアップ。0-2。日本は完敗した。

試合後の城福監督コメント。
「勝ちに来た相手のパワープレーにそのまま対抗してしまった。中盤で自分たちの特色を出せなかったし、その時間帯が短かった。色々なスタイルで戦えるメキシコのクラブチームの強さ、うまさを改めて感じた。一つ一つの競り合い、キープ力にも少しずつだが差があった。その差をなくしていかないと結果は出せない。前半18分の井上の抜け出しは一つの狙い目だったので決めたかった:

 この試合に敗れた日本は10日、先日FIFAクラブ・ワールドカップで来日したメキシコシテイーのクラブ・アメリカと3位決定戦を行う。

<写真>苦しい表情を見せる水沼、激しい中盤の奪い合いは相手が一枚上手だった。その他写真は日本代表NEWSに大量掲載!

 今年U-17ワールドカップに挑むU-17日本代表の「すべて」は、06年全日本代表選手が登場する『FOOTBALL NIPPON』2006冬号に掲載中。是非、ご一読ください。詳しい情報はこちらを。以下のリンクから本誌を購入すると、ゲキサカポイント300Ptプレゼント
amazon楽天7&Y

TOP