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シティ移籍が盛り上がるサンチェスのベンチスタート、ベンゲルがその起用理由に言及

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FWアレクシス・サンチェスの去就に注目が集まる

[1.10 カラバオ杯準決勝第1戦 チェルシー0-0アーセナル]

 カラバオ杯(リーグ杯)準決勝が10日に行われ、チェルシーとアーセナルとの第1戦は0-0で引き分けに終わった。第2戦は24日に行われる。10日、英『メトロ』はFWアレクシス・サンチェスのベンチスタートについて、アーセン・ベンゲル監督のコメントを伝えている。

 マンチェスター・シティへの移籍が囁かれているサンチェスはこの試合先発で起用されることなく、後半21分からの途中出場。しかし短い時間ながらも、貢献度の高さを強調していた。

 サンチェスの移籍は昨夏に報じられたものの実現せず、契約が満了となる今夏に移籍すると見られていた。しかし、シティのブラジル代表FWガブリエル・ジェズスが左膝の内側側副靱帯を損傷。1か月以上の離脱が予想され、戦力補強としてサンチェス獲得が加速すると予想されている。

 去就が注目されるサンチェスのベンチスタート。負傷で戦力を欠く台所事情の中でも起用されなかったことに対し、移籍話はより現実的なものとなった。しかしベンゲル監督は試合前の『スカイ』のインタビューに対し、「すべての決断について説明することはできない。今日はこういう決断になったというだけだ」と言及。「もちろんサンチェスは完璧に集中しているし、最近もチームに多くの貢献をしてくれている」と去就と起用法は無関係であることを強調した。

 しかし、ベンゲルは移籍話に関して否定したわけではない。英『インデペンデント』によると今週末にも再び話し合いの場が設けられると見られており、その動きからはしばらく目が離せない。

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