beacon

決勝Tに向けて気を引き締めるDF庄司朋乃也「本当に次が大事」

このエントリーをはてなブックマークに追加

U-21日本代表DF庄司朋乃也(金沢)

 グループリーグで2試合に先発出場を果たし、決勝トーナメント進出に貢献した。しかし、U-21日本代表DF庄司朋乃也(金沢)は自身のプレーを振り返り、「良くないですね。ポジショニングや予測、準備とか全然ダメですね」と厳しい表情を見せた。

 3バックでプレーするのは、「この代表に来て初めて」という庄司は、第1戦パレスチナ戦では右CB、第3戦北朝鮮戦では3バックの中央に入ってプレー。第1戦では失点ゼロ、第3戦では最小失点に抑えたが、「守備のときは5バックになるので、守りやすいと言えば守りやすいけど、取りに行く部分がまだ分からないところもある」と課題を口にする。

「3バックで声を出して、前を動かしていけたら、もうちょっとスムーズに全体的に動けると思う」

 19日の準々決勝で対戦するウズベキスタンは、昨年12月のM-150杯決勝(●2-2PK3-4)で対戦。その試合で先発出場を果たしていた庄司は、「2失点目のところは自分のマークにやられた。中盤は結構ボールを持たれたし、FWには体格がいい選手がいた」と警戒を強めている。

 準々決勝を突破すれば、その後2試合を行うことが確定(準決勝と決勝もしくは3位決定戦)。今大会で一つでも多くの試合を経験するためにも、「本当に次が大事になる。しっかり準備していきたい」と気を引き締め直した。

(取材・文 折戸岳彦)
●AFC U-23選手権2018特集ページ

TOP