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ケガで欠場続くブッフォン、セリエA個人記録更新できず来季現役続行へ新たな可能性

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GKジャンルイジ・ブッフォンの今後の去就が注目されている

 ユベントスに所属するイタリア代表のGKジャンルイジ・ブッフォンに対し、現役続行を望む声が上がっている。イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が報じている。

 ブッフォンは以前から、今季が現役最後の年になると発言しており、昨年11月にロシアW杯欧州予選プレーオフでスウェーデンに敗れ、現役ラストを飾るはずだったW杯出場を逃がした際は涙を流した。

 所属先のユベントスがUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)で優勝した場合に限り、クラブW杯への出場を理由に現役続行を示唆しているブッフォンだが、周囲には無条件に続投を望む声が多い。ファンのみならずユベントス全体が、主将ブッフォンに来季もピッチに上がってくれるよう願っており、クラブはブッフォンに対し、引退を勧めるどころか、常に白紙の契約書を準備してきた。

 加えて、来季を戦う上で新たなモチベーションも生まれた。ブッフォンは12月初旬より筋肉系のトラブルを抱えており、以降、リーグ戦8試合を欠場。22日のジェノア戦の欠場も濃厚となり、シーズン終了までに元ミランのパオロ・マルディーニ氏が保持するセリエA最多出場記録の647回に到達できなくなる。守護神が来季も現役を続ければ、記録更新はほぼ確実であり、セリエAの歴史に新たな1ページを刻むことができる。

 パベル・ネドベド副会長は「シーズン終了後の引退を発表したわけではない。これから(アンドレア)アニェッリ会長と決めることになる。とはいえ、ジジのパフォーマンスはいつも華麗であり、我々は彼がここにいてくれることを喜んでいる」と述べ、ブッフォンの意向を尊重するつもりだ。

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