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夢を叶えたサンチェス、背番号はマンU伝統の7番に決定「俺はトロフィーに飢えている」

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マンチェスター・ユナイテッド移籍が決まったチリ代表FWアレクシス・サンチェス

 マンチェスター・ユナイテッドは22日、アーセナルからチリ代表FWアレクシス・サンチェス(29)を獲得したことを発表した。この契約の一環としてアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアン(29)はアーセナルに移籍する。

 サンチェスはバルセロナから2014年7月にアーセナルに加入。公式戦166試合で80ゴールを記録し、中心選手として活躍していた。だが、今季終了までとなっていた現行契約の延長を固辞し、プレミアリーグのライバル、ユナイテッドと4年半契約を締結。英『BBC』によると、週給は40万ポンド(約6200万円)になるようだ。

 クラブのオフィシャルクラブTV『MUTV』のインタビューに応じたサンチェスは、「幼い頃から ユナイテッドでプレーするのが夢と言い続けてきた。でも、ただ言うのではなくて、今日その夢が叶ったんだ。本当に大きなクラブで、とてもパワフル。クラブに加わる機会を得られて、バッジを見たら感情が昂った。イングランドで最大のクラブだからね」と、夢の実現に興奮を抑えきれないようだ。

 注目の背番号はアーセナル、チリ代表でつけてきた『7』に決定した。ユナイテッドでの7番は、ジョージ・ベスト氏やエリック・カントナ氏、デイビッド・ベッカム氏、現在レアル・マドリーに所属するFWクリスティアーノ・ロナウドらがつけた伝統の背番号だ。また、サンチェスはクラブ史上初のチリ出身選手となった。

「僕の頭の中は、これからの夢でいっぱい。ユナイテッド史上初のチリ出身選手というのは、僕にとって凄く意味のあること。ただ、自分で評価できないことでもある。未だに、生まれ育った街のストリートで、仲間と一緒にプレーしている気がするくらい試合が好きなんだ。僕は、ソーシャルメディアや、周りのことにあまり関心を示さない。フットボールを楽しくプレーできるように努力しているだけ。母にも『自分が一番大好きなフットボールを楽しみなさい』って、いつも言われてきたからね」

 最後にファンに向けて、「アレクシス・サンチェスがやってきたぜ! 俺はプレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、全てのトロフィーを勝ち取りたくて飢えている。ユナイテッドファンの皆、アレクシス・サンチェスのプレーを楽しみにしていてくれよ!またね!」とメッセージを送った。

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