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1位はギネス世界記録のあの選手!Jリーグ現役最高齢トップ10

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1993年の開幕を知る唯一の現役選手FW三浦知良(写真は94年撮影)

 2月15日に行われた今シーズンのJリーグキックオフカンファレンスで、横浜FCのFW三浦知良が「リーグ戦でゴールを決めた最年長のプロサッカー選手」としてギネス世界記録に認定された。今季で創設25周年を迎えるJリーグのなかで、1993年の開幕を知る現役プレーヤーは今やキング・カズだけ。いぶし銀の活躍を見せ、時代を変えてきたベテラン選手を、Jリーグ現役最高齢トップ10として紹介する。

■10位 山岸範宏(ギラヴァンツ北九州)39歳
山岸は1978年5月17日生まれの39歳。Jリーグデビューは浦和レッズ所属の2002年。2014年にモンテディオ山形に加入すると、その年のJ1昇格プレーオフでGKながらゴールを決めたことは記憶に新しい。2017年に期限付き移籍で北九州に加入。今季より完全移籍し、J2復帰へ好守を見せる。なお、ジュビロ磐田に所属する元日本代表MF中村俊輔も山岸と同じ1978年生まれだが、1カ月遅い6月生まれなので11位となった。

■9位 中澤佑二(横浜F・マリノス)39歳
中澤は1978年2月25日生まれの39歳。Jリーグデビューはヴェルディ川崎(現東京V)所属の1999年。2002年に横浜FMへ移籍し、今季で17シーズン目を迎える。2013年からJ1リーグ戦全試合出場を続けており、J1では通算571試合に出場。名古屋の楢﨑正剛しか達成したことのない、通算600試合を視界に捉えた。さらに今季はキャプテンに就任。プロ生活20周年目となる集大成は「天下獲ります」と意気込み、リーグ制覇に照準を合わせている。

■8位 明神智和(AC長野パルセイロ)40歳
明神は1978年1月24日生まれの40歳。1996年に柏レイソルでJリーグデビューし、10シーズン在籍。その後、ガンバ大阪でも2006年から10年間在籍し、2008年のACL制覇、4度の天皇杯優勝、2014年の三冠達成に貢献。名古屋グランパスを経て2017年から長野に所属。日本代表としても26試合に出場。2002年に開催された日韓W杯でも活躍。40歳となった今季も中盤でいぶし銀の活躍を見せる。

■7位 本間幸司(水戸ホーリーホック)40歳
1977年4月27日生まれの本間は、1996年に浦和レッズへ加入するもリーグ戦の出場はなく、1999年にJFL時代の水戸ホーリーホックに移籍。Jリーグデビューは2000年。J1での出場はないが、J2では通算563試合に出場。この記録は2位の松下裕樹の441試合に大差をつける歴代最多だ。

■6位 冨田大介(水戸ホーリーホック)40歳
1977年4月24日生まれの冨田は、前述の本間幸司と同じで2000年にJリーグデビュー。2004年に大宮アルディージャに移籍した後、ヴィッセル神戸、ヴァンフォーレ甲府を経て2013年に水戸へ復帰。2015年に徳島ヴォルティスへ移籍したが、今季から再び水戸に復帰した。

■5位 楢崎正剛(名古屋グランパス)41歳
楢﨑は1976年4月15日生まれの41歳。Jリーグデビューは横浜フリューゲルス所属の1995年。チーム消滅に伴い、1999年から名古屋グランパスエイト(現名古屋グランパス)に加入。今季で名古屋在籍20シーズンを迎える楢﨑だが、J1での通算出場は631試合に達しており、これは歴代最多となる。

■4位 川口能活(SC相模原)42歳
1975年8月15日生まれ、現在42歳の川口は、横浜マリノス(現横浜F・マリノス)所属の1995年にJリーグデビュー。2001年にポーツマス(イングランド)に移籍し、海外に活躍の場を移すと、ノアシェラン(デンマーク)を経て2005年、ジュビロ磐田でJリーグ復帰。その後、FC岐阜を経て2016年から相模原に所属。日本代表としても長くゴールマウスを守り続け、通算120試合に出場。2004年のアジアカップでの神がかり的なセーブ劇は、今もなお語り継がれる伝説だ。

■3位 伊東輝悦(アスルクラロ沼津)43歳
伊東は1974年8月31日生まれの43歳。Jリーグデビューは清水エスパルス所属の1994年。ヴァンフォーレ甲府、AC長野パルセイロ、ブラウブリッツ秋田を経て2017年に沼津加入。伊東といえば1996年アトランタ五輪のブラジル戦で決勝ゴールをマークし、「マイアミの奇跡」の立役者となった。

■2位 中山雅史(アスルクラロ沼津)50歳
1967年9月23日生まれ、現在50歳の中山のJリーグデビューはジュビロ磐田所属の1994年。2010年にコンサドーレ札幌へ移籍するも、3シーズンでわずか12試合の出場にとどまり、2012年で契約満了。現役引退を発表したが、2015年にJFL時代の沼津で再び現役に復帰した。J1リーグ戦通算157得点は歴代3位。

■1位 三浦知良(横浜FC)50歳
1967年2月26日生まれ、50歳の三浦は1986年にサントス(ブラジル)でプロデビュー。Jリーグデビューは1993年の記念すべきJリーグ開幕戦。2017年3月12日に行われた明治安田生命J2リーグ第3節・ザスパクサツ群馬戦で挙げた得点が「リーグ戦でゴールを決めた最年長のプロサッカー選手」としてギネス世界記録に認定。プロ33年目の2018シーズン。2月26日で51歳となるレジェンドが、ゴール後に見せる“カズダンス”を何度目にすることができるだろうか。

※年齢は2018年2月16日当時

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