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“因縁の相手”3部ウィガンが大金星…デルフ退場のシティがまさかのFA杯敗退

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退場となったファビアン・デルフ

[2.19 FA杯5回戦 ウィガン1-0マンチェスター・C]

 プレミアリーグ首位のマンチェスター・シティが“因縁の相手”に敗れ、FA杯敗退となった。

 FA杯は19日に5回戦が行われ、シティは敵地で2012-13シーズンの決勝で敗れた(0-1)相手、ウィガン(2部相当)と対戦。MFケビン・デ・ブライネとGKエデルソンはベンチスタートとなったが、FWセルヒオ・アグエロやMFレロイ・サネ、MFダビド・シルバら主力がスターティングメンバーに名を連ねた。

 試合はMFベルナルド・シウバのクロスからアグエロがヘディングシュート、MFイルカイ・ギュンドアンが強烈ミドルなど、シティが一方的に押し込んだ。だが、ウィガンに鋭いカウンターからヒヤッとする場面を何度か作られてしまうと、前半終了間際に悲劇が訪れる。

 シティは前半アディショナルタイム2分、CKからのこぼれ球に反応したDFファビアン・デルフがMFマックス・パワーに足の裏を見せたスライディングを見舞い、一発レッド。シティは10人となって前半を終えた。

 後半開始からサネに代えてDFカイル・ウォーカーを投入したシティ。1人少ないことを感じさせない攻撃でウィガンゴールに迫るが、なかなかゴールネットを揺らすことができない。後半28分には、PA右からデ・ブルイネが低い弾道のクロスを供給。ニアで受けたアグエロが反転から強烈なシュートを放つが、決定機を逃した。

 すると、後半34分に均衡が破れた。シティはウォーカーが不用意に相手のパスをスルーしたところを、FWウィル・グリッグに奪われて独走を許し、そのまま右足シュートをゴール右隅に流し込まれ、痛恨の失点。ポゼッション率83%、シュートは29本(枠内5本)と怒涛の攻撃も実らず、シティはフットボールリーグ1(3部相当)3位と格下のウィガンに0-1で敗れた。

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