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起用をめぐってモウリーニョと対立?ポグバに迫るレアルの影

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ポール・ポグバジョゼ・モウリーニョ監督と対立?

 ジョゼ・モウリーニョ監督の起用方法に不満を持つMFポール・ポグバに、レアル・マドリー行きのうわさが浮上している。

 ポグバは、2016年にユベントスから1億500万ユーロ(約119億円)という当時の移籍金の史上最高額でマンチェスター・ユナイテッドにやってきた。2年目となった今シーズンは、ここまで3ゴール8アシストを記録するなど、随所でその才能を見せている。

 しかし、ポグバ本人は自身の起用方法に納得がいっておらず、ポジションを巡ってモウリーニョ監督との不仲がささやかれるなど、フランス代表MFの周りには不穏な空気が流れている。

 0-2で敗れた第25節のトッテナム戦では63分に途中交代を命じられ、第27節のニューカッスル戦では「チームが失点したときに、何もしていない選手がいた」と、決勝点を与えてしまった守備を遠回しに批判されていた。

 そんなポグバの移籍先として有力な候補になっているのがレアルだ。史上初のチャンピオンズリーグ連覇を達成した「白い巨人」は、2016年にポグバがユベントスから移籍する際に獲得を狙っていた。

 指揮官のジネディーヌ・ジダン監督もポグバを「全てのクラブが欲しがる才能を持っている」と高く評価。しかし、レアルの現在のスカッドを考えると、ポグバへの投資には疑問符をつけざるを得ない。

 最前線では今シーズン調子の上がらないFWカリム・ベンゼマや、ケガがちでコンスタントな活躍が期待できないMFガレス・ベイル、そして33歳になったFWクリスティアーノ・ロナウドを抱えている前線の補強は、次の移籍市場での最重要課題だ。

 一方で中盤に目を向ければ、MFルカ・モドリッチ、MFトニ・クロース、MFカゼミーロが安定したパフォーマンスを発揮し、さらにはMFイスコとMFマルコ・アセンシオが揃って新契約にサイン。大金を投じてまで選手を獲得する必要性は低い。

 しかし、レアルが不必要に見える選手を獲得してきたことも事実であり、電撃移籍が成立する可能性も充分にある。24歳とこれからキャリアの絶頂期へ向かうポグバの将来はどこにあるのだろうか。

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