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新10番金崎夢生が2発!!鹿島が敵地で水原三星下し今季ACL初勝利

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今季から10番を背負うFW金崎夢生が2得点

[2.21 ACLグループリーグ第2節 水原三星1-2鹿島 水原]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は21日、グループリーグ第2節を行い、H組の鹿島アントラーズは敵地で水原三星(韓国)と対戦し、2-1で勝った。今大会初勝利の鹿島は2試合を終えて1勝1分の勝ち点4とした。

 14日にホームで行われた初戦の上海申花戦は1-1で引き分けた鹿島。この日はスタメン3人を変更し、GKクォン・スンテ、DF山本脩斗、FW金崎夢生が今季公式戦初先発となった。8年ぶりに復帰したDF内田篤人はメンバー外となり、上海申花戦は左サイドバックだったDF安西幸輝が右サイドバックに回った。

 幸先よく先制点を奪った。鹿島は前半8分、左サイドでボールをキープしたFW鈴木優磨が中央に入れ、MF遠藤康がワンタッチのスルーパス。これに反応した金崎がゴール前に抜け出し、GKとの1対1から冷静に右足で流し込んだ。

 今季から10番を背負う金崎の今季公式戦初ゴールでリードを奪ったが、その後はホームの水原三星にボールを回され、我慢の時間が続く。前半24分には水原三星が左サイドからクロス。PA内のポジション争いでMFレオ・シルバがFWワギニーニョを手で押さえたとしてPKを与えてしまった。

 それでも、この絶体絶命のピンチにクォン・スンテが立ちはだかった。FWデヤン・ダムヤノビッチがゴール左を狙ったキックを横っ飛びでスーパーセーブ。同点ゴールを許さず、前半を1点リードで折り返した。

 後半立ち上がりの2分、金崎の右クロスからフリーの鈴木がヘディングシュートを放つが、GKにキャッチされる。同7分にはピンチを迎え、DFイ・キジェのスルーパスにワギニーニョが抜け出したが、左足のシュートは枠を外れた。

 互いにチャンスをつくる一進一退の攻防の中、鹿島は後半14分に左CKからレオ・シルバがショートコーナーでつなぎ、PA手前から遠藤が左足でクロス。ファーサイドの鈴木がヘディングシュートを狙うと、ゴール前に飛び込んだ金崎が頭で押し込み、貴重な追加点を奪った。

 2-0とリードを広げた鹿島は後半44分、MFクリストバムにゴールを許し、終盤に1点を返されたが、そのまま2-1で逃げ切り、敵地で貴重な勝ち点3を獲得。1勝1分とし、勝ち点を4に伸ばした。

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