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立て続けの失点で敗戦も…アーセナル、2戦合計4-2で“ヒヤヒヤ”16強入り

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アーセナルが決勝トーナメント2回戦進出を決めた

[2.22 EL決勝T1回戦第2戦 アーセナル1-2エステルスンド]

 ヨーロッパリーグ(EL)は22日、決勝トーナメント1回戦第2戦が行われた。アーセナル(イングランド)はホームでエステルスンド(スウェーデン)と対戦し、1-2で敗れた。それでも2戦合計4-2とし、アーセナルが決勝トーナメント2回戦に駒を進めた。なお、組み合わせ抽選会は23日に行われる。

 15日に行われたアウェーでの第1戦を3-0で先勝したアーセナル。中2日の25日には、マンチェスター・シティとのカラバオ杯(リーグ杯)決勝を控えているため、MFメスト・エジルとDFシュコドラン・ムスタフィ、DFナチョ・モンレアルに代え、MFジャック・ウィルシャーとDFセアド・コラシナツ、DFロブ・ホールディングを先発で起用した。

 立ち上がりからエステルスンドが押し込むと、前半22分に1点を返す。FWサマン・ゴッドスのスルーパスで裏を取ったMFホサム・アイエシュがファーストタッチでPA右に侵入。GKダビド・オスピナの位置をしっかり確認し、右足シュートを流し込んだ。

 さらにエステルスンドは1分後の前半23分、ハーフェーライン付近でボールを奪ったゴッドスの浮き球パスをPA左手前でおさめたMFケン・セマが、巧みなボールコントロールからDFカルム・チャンバースをかわして左足を一閃。ゴール右に突き刺し、あっという間に2戦合計2-3と1点差まで追い上げた。

 落ち着きを取り戻したものの、前半はいい形を作れなかったアーセナル。後半開始からMFエインズリー・メイトランド・ナイルズに代えてMFグラニト・ジャカを投入。すると、後半2分にスコアを動かす。

 アーセナルは少ないタッチ数で縦に素早く仕掛けると、右サイドからDFエクトル・ベジェリンが上げたクロスはクリアに行ったDFロナルド・ムキービが空振り。これをPA左で受けたコラシナツが落ち着いて右足シュートを決め、1-2とした。

 後半開始早々に失点してしまったエステルスンドは14分、左ショートコーナーからクロスを上げ、ニアでフリックしたボールがDFとGKとの間につながる。これに反応したムキービが右足を伸ばしたが、GKオスピナに止められ、追加点とはならなかった。

 アーセナルは後半31分、ウィルシャーに代えて18歳のMFジョー・ウィロックをピッチに送り込む。アディショナルタイムには、ウェルベックに決定機が訪れたが、相手GKに防がれて同点に追いつけず。この試合は1-2で敗れたものの、第1戦のアドバンテージをいかし、2試合合計4-2でベスト16入りを決めた。しかし、ホームサポーターからはブーイングが浴びせられた。

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