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小川航基10か月ぶり復帰の磐田、松浦のルヴァン杯5年ぶり弾で初白星! 札幌はトンネル抜け出せず

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[3.14 ルヴァン杯GL第2節 札幌0-1磐田 札幌ド]

 ルヴァン杯グループリーグ第2節が14日に行われ、B組ではジュビロ磐田が敵地で北海道コンサドーレ札幌に1-0で勝利した。磐田は今大会初白星でグループ2位タイに浮上し、札幌はルヴァン杯2連敗を含む公式戦5試合勝ちなし(1分4敗)でグループ単独最下位。グループリーグ第3節は4月4日に開催され、札幌はアウェーで清水、磐田はホームで甲府と対決する。

 札幌は直近のリーグ戦である10日のJ1第3節・清水戦(1-3)から先発10人を変更し、磐田はJ1第3節・FC東京戦(2-0)から総入れ替え。U-21選手枠では札幌がMF菅大輝(19)、磐田がDF大南拓磨(20)を起用した。

 札幌は前半8分、菅の左クロスからファーのMF都倉賢が豪快なヘディングでネットを揺らす。しかし、審判団による話し合いの末、都倉は競り合ったMF宮崎智彦へのファウルを取られ、得点は認められなかった。

 一方、磐田は前線を自由に動くMF山田大記を起点にチャンスを創出。また、後方でGK菅野孝憲も含めてショートパスをつなぐ札幌に対して前からプレスをかけ、ボール奪取から何度か惜しいシーンを迎える。だが、互いにゴールが生まれずにスコアレスで前半を折り返した。

 ホームの札幌はハーフタイム明け早々に決定機。後半3分、MF白井康介の右クロスからPA内中央でフリーのMF宮吉拓実がヘディングシュートを放つも、ゴール左へ外れる。直後の同4分にもヘイスのパスを受けた宮吉がPA内中央から右足でシュートを打つが、ゴール右外にそれた。

 磐田は序盤のピンチをしのぐと、後半13分に先制する。MF松本昌也の右からの折り返しをPA内やや右のMF松浦拓弥が受け、右足を強振。GK菅野の左手をかすめたシュートがゴール右上に突き刺さり、松浦は2013年以来、ルヴァン杯では5シーズンぶりの得点を挙げた。

 リードを得た磐田は後半17分にMF太田吉彰とFW小川航基、宮崎とMF山本康裕を同時に交代。昨年5月24日のU-20W杯グループリーグ第2節のウルグアイ戦(0-2)で左膝の大怪我を負った小川は、約10か月ぶりの公式戦復帰を果たした。

 また、札幌も後半17分、DF稲本潤一に代えてDF横山知伸を投入。同20分にMF小野伸二を下げてMF兵藤慎剛を送り出すと、同31分には宮吉に代えてベテランのFW内村圭宏を起用し、3枚の交代枠を使い切る。磐田も同37分に最後のカードを切り、松浦とMF荒木大吾を交代。追いかける札幌は終盤に反撃を仕掛けたが、磐田の守備を最後まで崩し切れず、0-1で敗れた。

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