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金沢の東京五輪世代MF宮崎幾笑、投入わずか1分で先制点「自信になった」

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MF宮崎幾笑が投入わずか1分で先制点

[3.17 J2第4節 大宮1-1金沢 NACK]

 途中出場の電光石火弾で存在感を見せつけた。スコアレスで迎えた後半31分、ツエーゲン金沢の東京五輪世代MF宮崎幾笑が途中交代でピッチに入り、投入からわずか1分で鮮やかにゴールを陥れた。

「同点であの時間帯に点が欲しい中で自分が出たと思うので、しっかり仕事をしないとなと思っていた」。後半32分、MF梅鉢貴秀の浮き球パスで最終ラインの裏に抜け出した宮崎はそのままPA内に進入。細かいタッチでDF山越康平をはがし、左足シュートをゴール右隅に突き刺した。

「すぐに得点を取れたのはチームにとっても自分にとっても自信になった」。東京五輪を目指す森保ジャパンの一員として、昨年12月のタイ遠征にも招集された成長株。「久々の招集だった。チャンスをもらえたことは自分自身の力になった」と刺激を受けた。

 今季はこれが初出場となったが、「こういう場でチャンスをもらえたことに感謝して、結果で応えたいと思っていた」と起用に満点回答。昨季は39試合出場で5得点。新潟からのレンタルを延長し、今季はチームの10番を背負う。責任感を強める20歳は「自分がやらなきゃというのはもちろんあった。今日がいいきっかけになった」とここから好調の波に乗る。

(取材・文 佐藤亜希子)

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