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恩返し弾狙った金沢DF沼田圭悟「貪欲にいったろ!点とりてえと思って」

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古巣戦にフル出場したDF沼田圭悟

[3.17 J2第4節 大宮1-1金沢 NACK]

 J2の舞台で実現した初の古巣戦に燃えた。昨年8月、大宮からツエーゲン金沢に移籍したDF沼田圭悟は古巣サポーターから温かい拍手、声援で迎えられた。「サポーターの皆さんも『沼っち沼っち』言ってくれてありがたいと思った。こんなに優しく迎えてくれるなんて感謝しています」と笑顔をはじけさせた。

 “恩返し弾”を狙っていた。後半7分にはPA左手前から右足ミドルを放ったが、惜しくもGK笠原昂史の正面を突いた。「貪欲にいったろ!点とりてえと思って(笑) 狙ってました」。序盤から鋭い縦パスを出し、左サイドを駆け上がってアグレッシブに突破を試みた。

 守ってはよく知る元同僚のパスの出しどころを抑え、連携して199cmのFWロビン・シモヴィッチを無得点に抑えた。帰ってきたNACK5スタジアムでフル出場。試合は追いつかれて1-1の引き分けに終わったが、連敗は2でストップ。元気印の左サイドバックは「チーム全体としていい形ができているので続けていきたい」と連戦に向けて気合を入れ直した。

(取材・文 佐藤亜希子)

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