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10年W杯、南ア国外から警官

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[プレトリア 8日 ロイター] アフリカ連合(AU)は8日、2010年に南アフリカで開催されるW杯での警備に、南アフリカ国外から警察官を動員する用意があることを明らかにした。

 南アフリカの殺人事件の発生率は世界でも高く、サポーターや選手たちが狙われる可能性がある。

 AUのガワナス社会委員は、最終的な判断を下すのは南アフリカ政府としながらも、アフリカ全体でW杯にかかわっていくことが大事だ、と訴えた。

 2010年W杯をめぐっては、スタジアム建設の遅れなどから、国際サッカー連盟(FIFA)が開催国の変更を検討しているとの報道が飛び交い、FIFAが否定した経緯がある。

 南アフリカに対するこうした協力の申し出は、経済効果の大きいW杯を何としても成功させたいアフリカ各国の思惑があるようだ。

<写真説明>3月8日、アフリカ連合は、2010年に南アフリカで開催されるW杯での警備に、南ア国外から警察官を動員する用意があることを明らかにした。写真は昨年10月、南アのW杯組織委員会のジョーダンCEO(2007年 ロイター/Howard Burditt)

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