ジローナ戦で4得点を挙げたレアル・マドリーのFWクリスティアーノ・ロナウドが、キャリア50回目のハットトリックを達成した。

　リーガ・エスパニョーラ第29節で、ジローナをホームで迎え撃ったレアル・マドリー。自慢の攻撃陣が爆発し、ジローナ相手に6-3で勝利を収めた。

　この試合でFWカリム・ベンゼマと2トップを組んで先発出場したC・ロナウドは、11分の先制点を皮切りに次々と得点を重ねていく。試合終了間際にもチーム6点目を決めたポルトガル代表FWは、終わってみれば1試合4得点とゴールを量産。キャリア通算50回目のハットトリックを達成した。

　50回の内訳はレアルで44回、ポルトガル代表で5回、マンチェスター・ユナイテッドで1回となっている。

　レアルでのハットトリックは、リーガで34試合、チャンピオンズリーグで7試合、コパ・デル・レイで2試合となっており、残りの1試合はクラブ・ワールドカップ決勝の鹿島アントラーズ戦で記録している。

　現在、レアル・マドリーは首位バルセロナに15ポイント差をつけられ国内リーグで3位に甘んじている。しかし、22ゴールをあげて得点ランキング2位につけているC・ロナウドにとって、国内トップスコアラーであるリオネル・メッシの25点は射程圏内だ。

　近年ではフィニッシュの精度を高めて洗練されたゴールゲッターへとプレースタイルを変化させているロナウドは、キャリアの中でどこまでハットトリックの記録を伸ばすことができるのだろうか。

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