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コンテが語るジルとモラタの違い「経験やフィジカルでは劣るが…」

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FWオリビエ・ジルー(左)とFWアルバロ・モラタ

 22日に行われたFA杯準決勝でサウサンプトンと対戦したチェルシーは2-0の完封勝利を収め、マンチェスター・ユナイテッドが待つ決勝へと駒を進めた。この試合でともにゴールを奪ったFWオリビエ・ジルーとFWアルバロ・モラタを、アントニオ・コンテが称賛している。クラブ公式ウェブサイトが伝えた。

 まず後半1分にネットを揺らしたのは、先発出場を果たしたジルだった。後方から送られたボールをジャンピングトラップで収めたMFエデン・アザールが倒れ込みながらパスを送ると、PA内でボールを受けたジルが次々と襲い掛かるサウサンプトン守備陣を巧みなステップでかわし、右足アウトサイドで流し込み先制点を記録した。

 そして、次に魅せたのが後半35分にジルに代わって途中出場したモラタだった。ピッチに立ってわずか2分後、右サイドのDFセサル・アスピリクエタが送ったクロスに反応すると、ヘディングで叩きつけてネットを揺らし、ダメ押しとなるゴールを奪った。

 コンテ監督は決勝へと導いた2人のストライカーを絶賛。今冬獲得したジルの加入は「チームにとって大きかった」と語ると、「フィジカルが強く、ボールキープできるからトップ下の選手と良いコンビネーションが生まれているね」と続けた。そして、「チームにとって重要なストライカー」と語るモラタにも、「オリビエより若く、経験やフィジカルの面では劣るかもしれないけど、動き出しは見事だよ」と賛辞を贈っている。

「相手の最終ラインは3人とも非常にフィジカルが強い選手だからオリビエを先発させたんだ。でも途中から入ったモラタも強烈なインパクトを残したね。どちらの選手にも満足しているよ」

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