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連戦でも槙野は外せない…浦和、オズ体制初の4バック採用に手ごたえ

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浦和が名古屋を完封した

[5.9 ルヴァン杯GL第5節 浦和2-0名古屋 埼玉]

 浦和レッズが2-0で快勝した。オズワルド・オリヴェイラ監督体制になって初めて4バックで臨んだ試合だったが、相手に決定機を作らすことはほとんどなかった。

「やられてもいいのでゼロで終わろうと話していた。ミスマッチが起きたり、普段やっていないメンバーだったので、らしくないミスもあったが、最後まで踏ん張って守ることは出来たと思う」。DF槙野智章も手ごたえ十分の様子で話した。

 5日の鹿島戦から先発9人を変更した浦和は、多くの主力がスタンド観戦。だがターンオーバー制が採用される中で、MF長澤和輝とともに槙野もスタメンを外れることはなかった。

 監督からは「誰よりもリカバリ能力があるから」と説明を受けたという槙野だが、「理由が謎」と苦笑い。ただ「試合に出ることはこの年齢になっても嬉しいこと」と信頼への感謝を語ると、「逆に間が空いちゃう方が難しい場合がある。自分的にはリズムよくやれているかなと思います」と前向きに話した。

「リーグ戦でチャンスをもらえていない選手の今日にかける気持ちが出ていたと思う。勝った中での反省材料も出たが、監督が就任してやりたいことも明確に出せた。スタンドで見ていた普段出ている選手たちにもいい刺激になったと思います」

 5月11日に誕生日を迎える槙野。13日の次戦、J1第14節の鳥栖戦からは31歳となって戦うことになる。「中断期間に入る前にひとつでも順位を上げたい」。チーム状態を上向きにして、気持ちよくW杯へ向かいたい。

(取材・文 児玉幸洋)

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