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運動量で勝った千葉(千葉-横浜C)

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[4月8日 J1第5節 千葉4-0横浜C フクダ電子アリーナ]

 前半、横浜Cは守備的に展開し、DF中島崇典(23)を中心に、DF陣が千葉の再三の攻撃を何とか1失点で凌いだ。1点を取り返すため、横浜Cは後半、攻撃的に展開する。だが、それにより千葉に攻撃のスペースを与えてしまった。
 後半8分、失点はしなかったが、千葉のFW巻誠一郎(26)が左サイドに出したスルーパスに走り込んだ、MF羽生直剛(27)にシュートを打たれる。また、同20分には、MF水野晃樹(21)が中盤から左サイドのスペースに蹴り出すと、MF工藤浩平(22)がボールに追いつきクロスを上げられ、今度は失点につながってしまう。その後も千葉はスペースを有効に使い攻撃し、横浜Cを圧倒した。
 運動量で勝る千葉の攻撃を止めることができなかった。

 横浜Cの高木監督は試合後、リスクは承知の上で「前線から相手のボールを取りに行くようにシステムを変えた」と語った。
 
(取材・文 武澤伸昭)

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