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ユーベ退団のブッフォン、代表引退の意向「将来を託せる素晴らしいGKがいる」

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GKジャンルイジ・ブッフォンが代表引退について語る

 ユベントスのGKジャンルイジ・ブッフォンが17日、本拠地アリアンツ・スタジアムで記者会見を開き、イタリア代表引退の意思を表明した。

 今週末のセリエA最終節を前に17日、40歳の守護神ブッフォンは記者会見に出席し、シーズン終了後のユベントス退団を発表した。現役続行の決断については保留している状態だが、一足先にイタリア代表引退を示唆している。

 ブッフォンは昨年11月、スウェーデンとのロシアW杯欧州予選プレーオフに敗れ、代表引退を決意。しかし今年3月、暫定監督を務めていたルイジ・ディ・ビアージョのラブコールを受け、アルゼンチン戦で代表復帰を果たしていた。だが物議も醸した。

「3カ月前のブッフォンが問題であったのなら、3カ月後にどうなっているのかを改めて考えるつもりはない。したがっておそらく6カ月後も1年後もそうだろう。コントロールするのが複雑な状況になってしまうだろう。そんな状況は自分に見合わないと思うので、距離を置きたい」

 6月4日の親善試合オランダ戦は、ユーベの本拠地アリアンツ・スタジアムで開催される。トリノで17年間にわたり、ブッフォンの雄姿を見守ってきたファンの前で、代表ラストマッチを迎えることも可能だが、辞退を申し出た。

「6月4日に行われるオランダとの親善試合にも参加しない。イタリアには、将来を託せる素晴らしいGKがたくさんいると思う」

 後継者として、ミランの19歳GKジャンルイジ・ドンナルンマや、今夏のユベントス入りが囁かれているジェノアの25歳GKマッティア・ペリンなど、才能ある若手が控えており、40歳GKは身を引く決断をしたようだ。

 ブッフォンは1997年10月、19歳のときにフランスW杯欧州予選ロシア戦でデビュー。これまで176試合に出場し、クリーンシートを68試合記録したほか、2006年ドイツW杯では優勝を飾った。ユベントスのレジェンドは、20年以上にわたった華麗な代表キャリアの幕を閉じることになる。

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