beacon

中断前、互いに勝利欲しい一戦も…G大阪対浦和はスコアレス

このエントリーをはてなブックマークに追加

G大阪対浦和はスコアレス

[5.19 J1第15節 G大阪0-0浦和 吹田S]

 ガンバ大阪浦和レッズの一戦は、0-0の引き分けに終わった。リーグ戦のホームは4連勝中だったG大阪だが、それもストップ。2戦連続ドロー、3戦勝ちなし。浦和も同じく2戦連続ドローで3戦勝ちなしとなった。

 3月末から中2日、3日の間隔で続いた連戦もいよいよ最後。J1は今節を終えると、リーグ戦はW杯終了後の7月18日までの中断期間に入る。

 ルヴァン杯で同組を戦った両チームは、今季3度目の対戦となる。ルヴァン杯の戦いは1勝1敗。両チームともルヴァン杯のグループリーグ突破を決めたが、リーグはG大阪が16位、浦和が13位と低調。悪い流れを断ち切って、中断期間を迎えたい。

 G大阪は1週間前の前節から先発メンバーにMF藤本淳吾とFW倉田秋が復帰。システムも急造だった3-4-1-2から本来の4-4-2に変更。ただし日本代表入りも期待されたMF今野泰幸は負傷のため、ベンチ外となった。

 対する浦和は前節の鳥栖戦からメンバーに変更なし。リーグ戦では3戦ぶりとなる勝利を目指す。[スタメン&布陣はコチラ]

 決定機の少ない前半となったが、36分に浦和がCKからチャンス。胸トラップからFW興梠慎三が狙うも、この日もフェイスガードをつけてのプレーとなったGK東口順昭の好セーブに阻まれる。G大阪も同38分に左サイドから倉田がクロスを供給。FW長沢駿が頭でそらし、ファーで藤本が左足アウトに当てるが、わずかにオフサイドとなった。

「シュートは迷わず打つこと。ただし冷静に。マイボールの質を上げよう」(レヴィー・クルピ監督)、「アタッキングサードでのプレー選択をもっと早めよう。不用意なボールロストは注意しなさい」(オズワルド・オリヴェイラ監督)と、互いに指示を出されて臨んだ後半だが、スコアが動くことはなかなかない。

 後半26分にはG大阪がFWファン・ウィジョに代えてMF食野亮太郎、浦和はMF宇賀神友弥に代えてMFマルティノスを投入。流れを変えるため、同じタイミングで仕掛けていく。同31分には浦和はMF柏木陽介を下げてMF阿部勇樹を送り込んだ。

 終盤はG大阪が攻め込む展開となる。しかし後半39分の倉田の左クロスに飛び込んだ食野のシュートはGK西川周作に防がれる。同42分には右クロスを長沢が合わせるが、これも西川の好セーブに遭う。西川も派手なガッツポーズを見せた。試合は互いにゴールネットを揺らすことなく、0-0で終了した。

(取材・文 児玉幸洋)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ

TOP