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FA杯制覇に導いたコンテ、今後の去就については「クラブが決断を下す」

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チェルシーをFA杯制覇に導いたアントニオ・コンテ監督

 チェルシーを率いるアントニオ・コンテ監督が、今後の去就について語った。クラブ公式サイトが伝えている。

 19日、チェルシーはFA杯決勝でマンチェスター・ユナイテッドと対戦し、MFエデン・アザールのPKにより1-0で勝利。2011-12シーズン以来、6年ぶり8度目の優勝を果たした。コンテ監督は「本当に嬉しい結果だ。ファンや選手のためにも嬉しいよ。難しいシーズンの中でトロフィーを勝ち獲った。それに値するパフォーマンスだったよ」とタイトル獲得を喜んだ。

 これで今シーズンの戦いが終了したが、コンテ監督に対して退任報道が絶えない。48歳イタリア人指導者は、2016年夏に前のシーズンで10位に低迷したチェルシーの監督に就任。同クラブを2年ぶりプレミアリーグ制覇に導いた。しかし、今季は苦戦を強いられ、UEFAチャンピオンズリーグ出場圏外の5位に終わった。

 コンテ監督は自身の去就について、「代表チームや他クラブの監督になるのではという噂もあったが、まだ契約があるし、自分はこのチームに尽くしている。自分の契約をリスペクトするが、この仕事は簡単ではない。クラブが決断を下す。このクラブは自分に多くを求めている」と、自ら退くことはないと強調した。

「2年が経ち、クラブも自分のことをよく理解している。ここで今の仕事を続けるられるか、自分は変えられない。自分のやり方はいつも変わらず、ハードワークをして、選手とともに強いチームを作ることだ。選手としても、監督としてもその姿勢は変わらない」

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