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長友佑都、ガラタサライに感謝と意味深メッセージ「何が起こるか分からないが…」

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優勝に貢献したガラタサライDF長友佑都

 ガラタサライに所属する日本代表DF長友佑都が21日、ツイッターを更新し、トルコのファンに感謝の意を述べたほか、意味深なメッセージも残している。

 ガラタサライは19日、シュペル・リガ最終節で21度目のリーグ優勝を決めたが、1月にインテルからレンタル移籍した長友も加入直後からレギュラーに定着するなど、リーグ制覇に貢献した。

 日本代表DFにとっては、インテル加入1年目の2011年にコッパ・イタリア(イタリア国内杯)を制して以来、欧州2つ目のタイトルとなり、トルコでの4カ月間は思い出深いものとなった。

 長友は21日、ツイッターを更新。ガラタサライのファンへ向けてトルコ語でメッセージを発信した。

「加入直後から、監督やスタッフ、チームメートは僕をすごく歓迎してくれました。僕のような小さな日本人選手を支えてくれて、皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。わずか4カ月間でしたが、信じられないような経験ができました。

 僕は皆さんから溢れるほどの愛情を一身に受け、“信頼”という言葉の深い意味を知ることができました。将来、何が起こるか分かりませんが、一生、ガラタサライのファンをやめることはないでしょう。心から感謝します」

 ガラタサライとの別れを想起させるような意味深なメッセージも含まれているが、長友は移籍直後からイスタンブールの生活に馴染み、これまでガラタサライ残留を希望する発言をしていた。またクラブやファティ・テリム監督も、今夏の日本代表DFの完全移籍を熱望しており、所有元であるインテルと買い取りに向けて交渉が続けられている。

 だがムスタファ・ジェンキズ会長が先週、「彼は重要な選手だ。だから移籍について話すのはやめよう。値段が吊り上げられてしまうので」と述べているように、ガラタサライはインテルによる移籍金の引き上げを警戒している。今後の動向は注目されるところだ。

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