beacon

「また始まってから」本田は取材応じず、練習中に西野監督と話も

このエントリーをはてなブックマークに追加

西野朗監督とMF本田圭佑が言葉をかわす

 ロシアW杯の壮行試合となる30日のガーナ戦(日産ス)に向けて合宿中の日本代表は22日、千葉県内で合宿2日目の練習を行った。

 この日の練習には合宿初日となった前日21日と同じくMF本田圭佑(パチューカ)、FW岡崎慎司(レスター・シティ)、DF吉田麻也(サウサンプトン)、MF香川真司(ドルトムント)、FW大迫勇也(ブレーメン)、FW武藤嘉紀(マインツ)、DF酒井高徳(ハンブルガーSV)、MF原口元気(デュッセルドルフ)、MF宇佐美貴史(デュッセルドルフ)、FW浅野拓磨(シュツットガルト)の海外組10人が参加。足首を痛めている岡崎は前日に続いて冒頭のランニング以外は別メニューで調整し、右太腿を痛めているMF乾貴士(エイバル)はこの日もグラウンドに姿を見せず、宿舎でリハビリに専念した。

 練習冒頭は2グループに分かれ、本田、香川、浅野、吉田の4人は遅めのペースでランニング。岡崎を含めた残り6人も周回を重ねるごとに徐々に差が付き、武藤が最も速いペースで走るなどコンディションの良さをうかがわせた。

 ランニングを終え、選手がそれぞれストレッチをしていると、本田の横に西野朗監督が立ち、数分間、2人だけで言葉をかわすシーンもあった。その後、岡崎は別調整となり、ランニングを継続。残る9人はサーキットトレーニング、6対3のボール回し、ミニゲームなどで汗を流した。

 練習後、選手は報道陣が待つミックスゾーンを通ったが、本田は記者の呼びかけに「また始まってから」と答え、立ち止まることはなかった。前日21日はテレビ局の共同インタビューに応じた本田だが、ペン記者の取材には2日連続で応じず、大迫も2日連続で取材対応をしなかった。

 代表チームには今後、19日にDFBポカール決勝を終えたMF長谷部誠(フランクフルト)のほか、スペイン、フランス、トルコの海外組および国内組が順次合流。25日に全27選手がそろう予定となっている。

(取材・文 西山紘平)

★日本代表など参加32チームの最新情報をチェック!!
2018W杯ロシア大会特集ページ
★全64試合の日程&テレビ放送をチェック!!
2018W杯ロシア大会日程&TV放送

TOP