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負傷抱える乾は23人滑り込み、西野監督「彼のスタイルを求めた」

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ガーナ戦を欠場したMF乾貴士だが、W杯メンバーに入った

 日本代表西野朗監督は31日、都内で記者会見を行い、ロシアW杯に出場する日本代表メンバー23人を発表した。

 右太腿痛で30日のガーナ戦(0-2)を欠場したMF乾貴士(エイバル)の名前が読み上げられると、報道陣からはどよめきに似た声もあがった。

 西野監督は「昨日のゲームに入れないことはなかったと思う」と説明。それでも「強引に入るということは避けさせた。リスクがあるので」と、あえてガーナ戦での起用は回避したことを明かした。

 代表チームは6月2日に日本を出発し、オーストリアで事前キャンプに入るが、「これからは全体的に練習に合流できる確証を持っていた」と指摘。切れのあるドリブルでリズムに変化を加えるアタッカーはチームの切り札にもなる。「彼のスタイルは代表チームに少ない。そこは最後まで求めた」と、選出の意図を語った。

「メディカル的には問題ない。ゲームでは確認できなかったが、彼は2週間前、トップフォームでいい状態だった。そういう予測の下、ロシアには十分入れる」。6月19日のW杯グループリーグ初戦・コロンビア戦にはトップコンディションで臨めるとの判断の下、23人のリストに載せた。

(取材・文 西山紘平)

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