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「最後まで自分のために…」23人に残った乾貴士、早期帰国を認めてくれたエイバルに感謝

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23人に入った乾貴士

 ロシアW杯に出場する日本代表メンバーに選出されたMF乾貴士(エイバル)が所属事務所を通じてコメントを発表した。

 31日、日本代表の西野朗監督が都内で記者会見を行い、W杯本登録メンバーが読み上げられた。その際、乾の名前が読み上げられると、報道陣からはどよめきに似た声もあがった。

 右太腿痛で30日のガーナ戦(0-2)を欠場した乾。西野監督は「昨日のゲームに入れないことはなかったと思う。強引に入るということは避けさせた。リスクがあるので」と、あえて起用を回避したと説明し、「彼のスタイルは代表チームに少ない。そこは最後まで求めた」と、選出の意図を説明した。

 23人に滑り込んだ乾は所属事務所を通じ、「選ばれことを誇りに思います。シーズン終了直前に怪我をしてしまいましたが、W杯で活躍するために治療を続けてきました。W杯で戦える身体に戻すための努力をしてくれた、日本代表をはじめとするドクター、トレーナー、メディアカルスタッフに本当に感謝します」と語った。

 また、今季限りで退団する予定のエイバルに対し、「怪我をした際に、すぐに帰国を認めてくれて、最後まで自分のために尽くしてくれたエイバルには感謝しかありません、この場を借りて本当に最高の3年間だったことを改めて言いたいです!」と感謝の言葉を伝えた。

「初めてのW杯なので、始まってみないと雰囲気は分かりませんが、日本代表を応援してくれる皆さんのためにも、将来日本代表を目指す子どもたちのためにも、自分自身が思いっきりW杯を、サッカーを楽しんでプレーして良い結果を残し、勝利に貢献したいと思います」

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