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西野J、標高1000m超えの高原リゾート地で事前キャンプをスタート

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事前キャンプ地のオーストリア・ゼーフェルトでトレーニングを行う日本代表

 前日2日に事前キャンプ地のオーストリアに入った日本代表が3日、インスブルック郊外のゼーフェルトで本格的なトレーニングを開始した。練習前にはミュンヘンとウィーンの日本人学校の生徒約200人と記念撮影。その後はピッチ上で即席のサイン会も行われ、子供たちと触れ合いの時間を持った。

 5月31日に発表されたロシアW杯メンバー23人にFW浅野拓磨(ハノーファー)、MF井手口陽介(クルトゥラル・レオネサ)のバックアッププレイヤー2人を加えた25人でのトレーニング。ランニングやパス交換、ボール回しなどで汗を流し、最後は狭いコートの中で10人対10人+フリーマン2人という形でミニゲームを行った。

 標高約1200mの高原リゾート地であるゼーフェルト。この日は晴天に恵まれ、練習後、報道陣の取材に応じた西野朗監督も「山の天気は急激に変わるが、今日はすべてが素晴らしく、いい環境でできた」と笑顔をのぞかせた。

「標高が1000mを超えているので、選手によっては負担を感じる選手もいるようだ。有酸素系のフィジカルトレーニングから少しずつ入って、明日は2度の練習にして、午前中はフィジカルとコンタクトのないテクニカルなトレーニング、午後は少しゲーム形式という形でやりたい」

 明日4日の練習を急きょ午前と午後の2部練習に変更し、8日のスイス戦(ルガーノ)に向けて「(フィジカルコンディションを)整えながら上げたい」と負荷を高めていく方針。事前キャンプ期間中にはスイス戦と12日のパラグアイ戦(インスブルック)という国際親善試合2試合を予定しており、13日にベースキャンプ地となるロシアのカザンに入り、19日のグループリーグ初戦・コロンビア戦(サランスク)に向けて調整していく。

▼ミニゲームでの基本フォーメーション
[ビブスあり]
    大迫
 浅野    本田
長友     酒井宏
  大島  山口
昌子 長谷部 吉田

[ビブスなし]
    武藤
 香川   宇佐美
酒井高     原口
  井手口 柴崎
 槙野 遠藤 植田

※岡崎と乾はフリーマン

(取材・文 西山紘平)

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