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なでしこMF猶本光がフライブルクへ完全移籍!クラブ・サポーターらへ感謝の長文コメント

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猶本光がドイツへ

 浦和レッズレディースは11日、MF猶本光がドイツ1部のフライブルクへ完全移籍することを発表した。7月8日のなでしこリーグ杯・日テレ・ベレーザ戦が移籍前最後の試合となる。

 24歳の猶本は、2009年に福岡J・アンクラスでデビュー。12年に浦和Lに移籍した。在籍6年半でリーグ戦通算111試合に出場。14年には日本女子代表(なでしこジャパン)に初招集され、ここまで18試合に出場した。猶本はクラブを通じて長文のコメントを発表。感謝の想いを綴った。

 以下、コメント

「7月から女子ブンデスリーガ1部のフライブルクに移籍することになりました。レッズレディースでは2012シーズンから6年半の長い期間、お世話になりました。

 レッズの環境、クラブの大きさ、ファン・サポーターの数、熱い応援、すべてに圧倒され、こんなクラブでプレーできるのか、とすごくワクワクしたのを覚えています。地元福岡から出て、初めての1人暮らし、初めての移籍、初めての大学生活など、新しい環境に慣れることは大変でした。

 そんな1年目から今まで、たくさんの方に支えられてきました。日本一熱いファン・サポーターの方々はどんな時も温かく見守ってくれました。

 クラブスタッフ、監督、コーチ、そしてチームメートたちと過ごした時間は本当に大切な宝物です。色々な経験をさせてもらい、多くのことを学びました。もちろんうまくいくことばかりではなかったですが、みんなで乗り越えてきた経験は私の大きな財産です。練習したことを試合で発揮し、結果が出た時の、みんなで成し遂げることができたといううれしさは格別でした。本当にみんなに感謝しています。

 そして、1つみんなでご褒美を掴みとりました。2014シーズンなでしこリーグ優勝。レッズレディースのユニフォームに星を1つ刻めたこと、すごくうれしく思います。

 2012年U-20女子W杯でドイツと対戦した時、世界とのレベルの差に衝撃を受けました。その時のことを忘れることなく、今までトレーニングや試合に臨んできました。そして6年半経った今、やっとチャレンジしたいと心から思えるまで成長できたので、このタイミングで移籍を決断しました。しかし、世界と戦える選手になるためには、まだまだ成長しなくてはならないことに変わりありません。

 新天地から良いニュースを日本に届けることができるよう、がんばってきます。そして、更に成長した姿を、みなさんにお見せできる日が来ることを楽しみにしています。

 レッズレディースの選手としてプレーできる試合がまだ残っています。残りの試合もチームの勝利のために精一杯プレーしますので、今までと変わらず応援よろしくお願いします」

●なでしこリーグ2018特設ページ

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