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天皇杯名古屋対奈良クラブPK戦やり直し、いつ、方法は

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天皇杯2回戦はパロマ瑞穂スタジアムで行われた

 日本サッカー協会(JFA)は11日、6月6日にパロマ瑞穂スタジアムで行った名古屋グランパス奈良クラブにおいて、競技規則の適用ミスがあったとしてPK戦の一人目からのやり直しを決定した。天皇杯史上初めてのことで、今回の事象でやり取りをした競技規則を定める国際サッカー評議会(IFAB)の担当者も記憶にないと話しているという。

 やり直しの日時や方法は、追って発表になる予定。須原清貴天皇杯実施委員長は「出来るだけ早いタイミングで出来るように努力したい」と話したが、両クラブのスケジュール調整や、「同じ会場でやることが望ましい」とした会場の手配も必要になってくる。

 また再開方法について説明した小川佳実審判委員長は、「原則として11人が完全に同じ型でやる」方法が望ましいとしたが、今回は不手際でのやり直しということもあり、「競技規則でガチガチに縛るのが本当にいいことなのかどうかを議論している。クラブあってのサッカー、プレーヤーあってのサッカーですので、概念まで考えて、どこまで許せるのかを考えないといけない」と話した。

(取材・文 児玉幸洋)
●第98回天皇杯特設ページ

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