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セネガル戦でW杯デビュー目指す大島、腰の状態は「だいぶ気にならなくなった」

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セネガル戦へ調整するMF大島僚太

 腰の状態は順調に回復しているようだ。8日のスイス戦(0-2)で左腰を打撲した日本代表MF大島僚太(川崎F)は16日の時点では「ケガが早く治ってほしい」と話していたが、21日の練習後には「打撲もだいぶ気にならずにできるようになってきた」と笑顔を見せ、24日のセネガル戦(エカテリンブルク)に向けても「大丈夫です」と、W杯デビューに意欲を見せた。

 19日のコロンビア戦(2-1)ではポジションを争うMF柴崎岳が相手選手に右足首を踏まれ、負傷交代するアクシデントもあった。柴崎はこの日の練習に参加しており、軽傷の模様だが、その状態次第では大島に出番が来る可能性もある。

 セネガルについて「身体能力はどの選手も高い。決まり事というか、試合を見た感じは組織的に守るシーンが多かった」と印象を語る大島は「そういう決まり事をうまく逆手に取れれば」と、攻略のイメージを膨らませる。

「個の部分は相手のストロング。数的優位をつくることをイメージしながらやることが大事」。19日のポーランド戦(2-1)は4-4-2のシステムだったセネガルだが、3バックや3トップなどもオプションとして持つ。日本戦にどんなシステム、メンバーで来るかは読めない部分もあり、「ピッチに立った選手が状況を見ながらやるというのが大事」と指摘した。

(取材・文 西山紘平)
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