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ドイツ、韓国に敗れる!史上初のGL敗退!!“呪い”前回王者は3大会連続GL敗退

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ドイツが韓国に敗れ、GL敗退が決定した

[6.27 ロシアW杯F組第3節 韓国2-0ドイツ カザン]

 大惨劇だ。FIFAランキング1位、前回大会王者のドイツ代表韓国代表に0-2で敗れ、グループリーグでの敗退が決まった。

 ドイツは今大会の初戦でメキシコに0-1で敗戦。第2戦のスウェーデン戦は後半アディショナルタイムの劇的弾で辛くも勝利していたが、スウェーデンと同勝ち点の3位で最終節を迎えていた。

 勝ち点6で首位のメキシコと同3で2位のスウェーデンが激突。最下位の韓国との対戦を残した同3で3位のドイツを有利とする下馬評は高かったが、韓国もわずかに決勝トーナメント進出の可能性を残していることから油断できない試合になっていた。

 予想通り、ドイツにとっては難しい試合になった。前半19分には韓国にゴール前でFKを与えると、MFチョン・ウヨンにブレ球のFKを許す。GKマヌエル・ノイアーはキャッチに行くがこれをミス。ただ詰めたFWソン・フンミンよりわずかに先にこぼれ球に触って、事なきを得る。

 ドイツのチャンスは前半39分、右CKの流れからファーサイドで折り返すと、混戦でDFマッツ・フンメルスが決定機を迎えるが、GKチョ・ヒョンウにキャッチされ、先制点にはならなかった。

 スコアレスで折り返した後半もなかなかスコアは動かない。時間が経過するにつれて焦るドイツ。前がかりとなったところでボールを奪われ、韓国にカウンターを許す場面も徐々に表れるが、何とかDF陣が踏ん張って、失点だけは防ぐ。しかし焦れば焦るほど、ボールは繋がらない。

 逆に後半アディショナルタイム3分、韓国のDFキム・ヨングォンにゴールを決められてしまう。最初はオフサイドと判定されたが、VARによってゴールが認められた。さらに同アディショナルタイム6分には、GKノイアーも上がっていた無人のゴールにソン・フンミンに流し込まれてしまった。

 負の連鎖。前回大会優勝国として臨んだチームはこれでイタリア、スペインに続き3大会連続でグループリーグで姿を消すことになった。過去優勝4度、準優勝4度を誇るドイツだったが、“呪い”は解くことはできず。ドイツ史上初のグループリーグ敗退という結果で大会を去ることになった。

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