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パス1000本超、成功率は驚異の90%も…スペイン紙は自国敗退に「ポゼッションは地獄」

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驚異のパス本数を記録したが…

[7.1 ロシアW杯決勝トーナメント1回戦 スペイン1-1(PK3-4)ロシア モスクワ/ルジニキ]

 ドイツ、アルゼンチンに続き、またしても優勝候補の早すぎる敗退となった。スペイン代表は決勝トーナメント1回戦でロシア代表と対戦。1-1で決着がつかず、PK戦の末、3-4で敗れた。

 試合を支配したのはスペインだった。120分間で交わしたパスは1137本。データサイト『オプタ』によると、1000本を超える記録は1966年以降のW杯で初となった。また、1137本のうち成功したパスは1029本と、成功率も驚異の90%超え。25本のシュートがロシアのゴールに迫ったが、それらの数字が勝利につながることはなかった。

 スペイン『マルカ』は公式ツイッター(@marca)で「サイクルの終焉」と、EURO2008、10年W杯、EURO2012と輝かしい成績を収めてきた自国の衰退を嘆く。また試合内容についても「ポゼッションは地獄のようだった。パスの嵐の中で、一番努力していたのはイスコだけだ」とお家芸であるポゼッションスタイルを批判した。

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