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植田の海外挑戦に太鼓判、麻也「十分通用する。問題は…」

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ミズノ本社で装置を付けてキックの動作解析をするDF吉田麻也

 日本代表DF吉田麻也(サウサンプトン)が20日、鹿島からベルギー1部セルクル・ブルージュに移籍するDF植田直通へあらためてエールを送った。

 自身のツイッター(@MayaYoshida3)で「ナオ、頑張れ!4年前からこの時を楽しみにしてた!セットプレーの練習でマークするの一番嫌な選手!笑」と投稿していた吉田だが、この日、自身が契約するミズノの大阪本社を訪問。報道陣の取材にも応じ、植田の海外挑戦について聞かれると、「(昌子)源、(植田)直通、(三浦)弦太もそうだけど、前回のアジア杯のころからずっと海外に行けと言っていた」と明かした。

「そう言って発破をかけつつ、センターバックが海外に行く難しさは理解しているし、大きなものを失う可能性があることも理解している。それでもリスクをかけて出ていくことが大事」。10年1月にVVV(オランダ)へ移籍した吉田は12年夏からサウサンプトンに所属。プレミアリーグでの6シーズンの経験が日本を代表するセンターバックへと成長させた。

 ロシアW杯でコンビを組んだ昌子については「(昌子)源も(海外に)行ってほしいけど、鹿島がセンターバック2人出せるとは思えないので……」と指摘しつつも、「ナオ(植田)はポテンシャルがあって、身体能力的には十分通用する。問題はコミュニケーション。でも(柴崎)岳もそうだけど、(海外に)行けば変わる可能性もある」と太鼓判を押した。

「(海外に)行って、変わって、代表でポジション争いできればいい。ナオに続いて若いセンターバック、ゴールキーパー、ストライカーが世界に出ていかないと、そこの経験値の差は埋められない」。4年後のカタールW杯で日本代表が8強の壁を乗り越えるためにも、若手がどんどん海を越えて挑戦していくことに期待していた。

(取材・文 西山紘平)

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