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“俳優”と揶揄されたネイマールが反論「蹴られるために行ったわけじゃない」

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ブラジル代表FWネイマール

 ロシアW杯では準々決勝敗退を味わったブラジル代表FWネイマールのコメントを『BBC』が伝えている。

 順調にベスト8まで駒を進めたブラジルだったが、ベルギーと対戦した準々決勝では前半31分までに2点のリードを許す苦しい展開になると、反撃を1点に抑えられてしまい1-2で敗れて大会から姿を消すことになった。ベルギー戦後には「ボールを見たくなかった」というネイマールは、W杯の残りの試合も見られなかったようだ。

「悲嘆にくれていたよ。本当に悲しかった」と振り返りながらも、「だけど、もう悲しみは過ぎ去った」と前を向く。「僕には家族、そして友人がいる。彼らもウジウジする僕の姿を見たくないはずだ」。

 また『AFP』に対しては、大会期間中に上がった批判について反論した。

 ネイマールは2ゴールを挙げるなどの活躍を見せたが、審判への過剰なアピールにより、多くの批判を浴びた。メキシコのフアン・カルロス・オソリオ監督は、「1人の選手のせいで時間を無駄にしてしまった。やりすぎた演技をすべきではない」と話し、元ブラジル代表MFゼ・ロベルト氏も「骨折したかのように痛がっていた。こんな姿をブラジル国民は見たくなかった」と厳しい意見を述べ、“俳優”と揶揄されることもあった。

 だがネイマールは、この批判に対して反論。「ファウルした選手より、ファウルされた選手を批判するんだ。僕は対戦相手を倒すためにW杯に行ったんだ。蹴られるために行ったわけじゃない。僕への批判は過剰だけど、そういう批判への対処は慣れているけどね」と話している。

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