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17年度Jクラブ事業規模前年比111億円増の1106億円!!史上初の1000億突破が確定

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Jリーグクラブの事業規模が拡大している

 30日、17年度のクラブ経営情報が開示された。

 5月に51クラブの経営情報が発表になっていたが、3月決算の柏レイソルジュビロ磐田Y.S.C.C.横浜を加えた全54クラブの経営情報を開示。J1・J2・J3合計の事業規模(営業収益の合計)が、史上初めて1000億円を突破することが決まっていたが、1105億6200万円で確定した。前年比は111億6700万円。

 クラブライセンスの取得に影響する3期連続赤字を計上したクラブは、4年連続なし。債務超過のクラブも4年連続でなかった。ただし鹿島アントラーズアルビレックス新潟ガンバ大阪ヴィッセル神戸水戸ホーリーホックジェフユナイテッド千葉横浜FC湘南ベルマーレツエーゲン金沢京都サンガF.C.レノファ山口FC、YS横浜、ガイナーレ鳥取FC琉球は単年度赤字。そのうち金沢、京都、鳥取、琉球の4クラブは2期連続赤字となった。

■17年度純利益
▽J1(▲は損失)
札幌(3300万円)
仙台(1300万円)
鹿島(▲1億3800万円)
浦和(3億3000万円)
大宮(0)
柏(1300万円)
FC東京(1億1400万円)
川崎F(2億6100万円)
横浜FM(2500万円)
甲府(1900万円)
新潟(▲5500万円)
清水(200万円)
磐田(1億8500万円)
G大阪(▲200万円)
C大阪(500万円)
神戸(▲1億5500万円)
広島(100万円)
鳥栖(200万円)
J1合計(6億5300万円)

▽J2
山形(2200万円)
水戸(▲900万円)
群馬(300万円)
千葉(▲700万円)
東京V(100万円)
町田(2400万円)
横浜FC(▲2100万円)
湘南(▲8200万円)
松本(4700万円)
金沢(▲1400万円)
名古屋(3億6300万円)
岐阜(7100万円)
京都(▲1億900万円)
岡山(400万円)
山口(▲2400万円)
讃岐(800万円)
徳島(9900万円)
愛媛(6800万円)
福岡(2200万円)
長崎(5400万円)
熊本(100万円)
大分(9400万円)
J2合計(6億1500万円)

▽J3
盛岡(500万円)
秋田(700万円)
福島(200万円)
栃木(400万円)
YS横浜(▲100万円)
相模原(100万円)
長野(100万円)
富山(600万円)
藤枝(100万円)
沼津(1700万円)
鳥取(▲700万円)
北九州(600万円)
鹿児島(200万円)
琉球(▲7700万円)
J3合計(▲3300万円)

 また磐田と川崎フロンターレが純資産10億円超。これで10億円超えは鹿島、浦和レッズ、柏、FC東京サンフレッチェ広島徳島ヴォルティス、そして磐田と川崎Fの合計8クラブとなった。その中でもFC東京が唯一20億円超えの20億4700万円を計上している。

(取材・文 児玉幸洋)
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