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「子羊が勇敢な剣闘士に」17歳当時のC・ロナウドをスポルティング恩師が振り返る

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ユベントスに加入したFWクリスティアーノ・ロナウド

 今夏、レアル・マドリーからユベントスに加入したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドについて、スポルティング時代の恩師であるラースロー・ベレニ監督がかつての逸話を明かしている。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューで語った。

 現在、ベルギーでアントワープの指揮を執るベレニ監督は、C・ロナウドを17歳でトップデビューさせた監督として知られる。

「あれはスポルティングのU-16対U-18の試合のこと。まるで神の啓示のようだった。ボールの扱いがまったく違い、優しくそよ風のようだった。『あれは誰だ?』と、私はスタッフに尋ねた。その数週間後、トップチームに合流させると、彼にこう伝えた。『君がここを去ることはないだろう』とね」

 またベレニ監督は、若きC・ロナウドのピッチ内外での豹変ぶりに驚いていたと告白する。

「デビュー戦はインテル戦だったが、ロッカールームでは引っ込み思案でおとなしく、まるで子羊のようだった。それがピッチに立つやいなや、グラディエーターのように豹変した。信じられないほど勇敢でハングリー精神に溢れていた」

「ボールが大好きなのは良いが、当時は少々度を超えている所があった。それにしても素晴らしいドリブルだった! 彼の才能を生かせるように導かなければならなかった。彼は当時、9番の選手だったが、7番にコンバートさせた。戦術に適応しなければならなかったが、彼なら何でもできると私が思っていた通り、すぐに上達していった」

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