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“仙台キラー”が移籍後初ゴールも…仙台がG大阪に逆転勝利、今季初の3連勝に

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同点ゴールを決めた西村拓真(写真は8月11日の柏戦)

[8.19 J1第23節 仙台 2-1 G大阪 ユアスタ]

 J1リーグは19日、第23節を各地で行った。ユアテックスタジアム仙台では8位・ベガルタ仙台と18位・ガンバ大阪が対戦し、仙台が2-1で勝利。今季初の3連勝を飾った。一方のG大阪は3試合ぶりの黒星を喫した。

 前節・湘南に4-1で快勝した仙台は、前線のFW石原直樹とFWハーフナー・マイクに代え、FW中野嘉大とFW阿部拓馬を先発で起用。一方、土壇場の失点で札幌(1-1)と引き分けたG大阪も2人を入れ替え、今夏加入したMF小野瀬康介(←山口)とFW渡邉千真(←神戸)が移籍後初スタメンとなった。

 3連勝を狙う仙台は前半17分、DF平岡康裕が右サイドからクロスを送ると、MF奥埜博亮がPA内で落とし、FW西村拓真が右足シュートを放つ。GKと1対1のチャンスだったが、GK東口順昭に阻まれてしまう。

 すると前半27分にスコアが動く。G大阪は敵陣中央でパスを受けたMF高宇洋が巧みなボールコントロールから前を向いて縦パスを入れる。これをPA手前で受けた渡邉が左足で流し込み、先制点。対仙台戦、最近5試合4得点と相性が良い“仙台キラー”が移籍後初出場で初ゴールを挙げた。

 1点ビハインドの後半に入った仙台は、サイドを幅広く使ってG大阪ゴールに迫ると、9分に同点に追いつく。左サイドで中野が縦に仕掛けてグラウンダーのクロス。ニアの奥埜がヒールで軌道を変え、西村が胸トラップから右足シュートを突き刺し、試合を振り出しに戻した。さらに12分、奥埜が左サイドのスペースへ展開し、MF関口訓充が右足でクロスを上げる。飛び込んだ阿部と競り合ったDFオ・ジェソクの頭に当たってゴールに入り、逆転に成功した。

 勢いづく仙台は後半29分、西村がドリブルで突破してPA左手前から右足で強烈なミドルシュートを放つ。しかし、GK東口のファインセーブに阻まれ、左CKを獲得する。キッカーの関口が鋭いクロスを送ると、中央のMF蜂須賀孝治が頭で合わせたが、これもGK東口の好セーブに防がれ、追加点とはならなかった。

 追いつきたいG大阪は後半32分にMF藤本淳吾、36分にMF食野亮太郎を投入。42分には、PA手前でMF倉田秋がルーズボールを奪い、寄せてきたDFをかわしてPA内から左足シュート。GKと1対1の決定機だったが、GKシュミット・ダニエルの好セーブに阻まれ、そのままタイムアップ。仙台が2-1で逃げ切った。

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