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武藤嘉紀が移籍後初スタメンも…ニューカッスルは2部クラブに完敗、リーグ杯2回戦敗退に

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武藤嘉紀は移籍後初スタメン

[8.29 カラバオ杯2回戦 ノッティンガム3-1ニューカッスル]

 カラバオ杯(リーグ杯)は29日、2回戦を行った。日本代表FW武藤嘉紀が所属するニューカッスルは敵地でノッティンガム・フォレスト(2部相当)と対戦し、1-3で敗戦。2回戦敗退となった。移籍後初スタメンとなった武藤は、後半32分までプレーしている。

 プレミアリーグ3試合を終えて未勝利(1分2敗)のニューカッスルは、26日のチェルシー戦(1-2)から中2日ということで先発7人を変更。武藤のほか、MFクリスティアン・アツやMFケネディ、FWホセルらが起用された。なお、武藤は4-4-1-1のトップ下に入っている。

 試合は開始早々にスタジアムが沸く展開に。チャンピオンシップで13位につける(1勝4分)ノッティンガムは前半2分、DFサム・バイラムがダブルタッチで華麗に相手を抜き去り、右サイド深くからクロスを供給。ニアに走り込んだFWダリル・マーフィーが頭で合わせ、電光石火の先制点を挙げた。

 1点ビハインドのニューカッスルは前半13分、武藤が落としたボールをPA手前からMFキ・ソンヨンが右足で狙うが枠を外れる。36分には、アツの右CKからニアでホセルが頭で合わせ、武藤が懸命に左足を伸ばしたが、触ることができず、前半を0-1で終えた。

 なかなか決定的なシーンを創出できないニューカッスルは、後半6分にGKカール・ダーロウが弾いたボールをマーフィーに回収され、GKダーロウがかわされて無人のゴールに蹴り込まれたが、なんとか戻ったDFがブロック。16分には、PA左からMFジョアン・カルバーリョにループ気味のシュートを打たれたが、GKダーロウが弾き出して難を逃れた。

 ニューカッスルは後半27分、武藤がPA左手前から縦に仕掛け、そのまま左足を振り抜いたが、相手のブロックに阻まれてしまう。32分には、2枚目の交代カードで武藤に代えてMFジェイコブ・マーフィーを投入。37分にもホセルに代えてFWサロモン・ロンドンを入れたが、流れを変えることができず、試合はアディショナルタイムに突入した。

 それでもニューカッスルが意地をみせる。後半アディショナルタイム2分、PA右でFWアジョセ・ペレスのパスを受けたロンドンが右足を一閃。GKの手を弾いて左ポストをかすめ、土壇場で同点に追いついた。しかし、アディショナルタイム6分、カウンターからGKダーロウが弾いたボールをMFマッティ・キャッシュに押し込まれて1-2。直後にFWジル・ディアスにダメを押され、ニューカッスルは1-3で敗れた。

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