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本田圭佑“監督”デビュー!! 先制も…逆転負けで初陣飾れず

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“監督”デビューした本田圭佑

[9.10 国際親善試合 カンボジア1-3マレーシア]

 メルボルン・ビクトリーに所属するMF本田圭佑が実質的に監督を務めるカンボジア代表が10日、国際親善試合でマレーシア代表と対戦し、1-3の逆転負けを喫した。

 序盤からフィニッシュに持ち込む場面を作り出したカンボジアが前半18分にFKの流れから先制に成功すると、試合開始直後からベンチを立って戦況を見守っていた本田も笑みをこぼした。しかし、後半17分にセットプレーの流れから押し込まれてマレーシアに同点に追い付かれてしまう。

 直後の後半18分、そして同28分にはカンボジアベンチが動き、ともに2枚替えを行って流れを変えようと試みるが、同29分には左サイドを突破されてマレーシアに逆転ゴールを献上。同33分にも2枚替えを行って状況を打開しようとしたものの、同アディショナルタイムにはダメ押しゴールを奪われ、1-3の敗戦。本田“監督”のデビュー戦を白星で飾ることはできなかった。

 本田はロシアW杯を終えた今夏、オーストラリア・Aリーグのメルボルン・ビクトリーに加入。そしてほぼ同時期にカンボジア代表のゼネラルマネジャー(GM)就任が発表された。登録上の監督はフェリックス・アウグスティン・ゴンザレス・ダルマス氏だが、実質的には本田が監督を務めるという新たな挑戦を始めた。

 試合前日の9日には“監督”として初の前日会見に出席。『トリビューン』によると、「とてもタフな試合になる。だけど自分たちのベストを出せると確信しているよ」と意気込みを示しつつ、「僕たちのプロジェクトは始まったばかり。だから新しいシステムや選手については冷静に見守ってほしい。いまはまだ発展途上だから」と語っていた。

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