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宮本G大阪が完全復活!3連勝で降格圏脱出!!清水は後半猛攻もシュートは何度もポストに…

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G大阪が敵地で逃げ切った

[9.21 J1第27節 清水1-2G大阪 アイスタ]

 一時は“瀕死状態”にあったガンバ大阪が、完全に息を吹き返した。21日、フライデーナイトJリーグで清水エスパルスのホームに乗り込んでJ1第27節を戦ったG大阪は、FWファン・ウィジョのゴールなどで2-1で勝利。2年ぶりの3連勝で勝ち点を30に伸ばして、暫定ながら14位に浮上して降格圏を脱出した。

 先制点はあっという間に決まった。右サイドからMF小野瀬康介がクロスを入れると、DFと競り合いながらゴール前に入ったFWファン・ウィジョが右足で合わせる。

 シュートはクロスバーに当たったが、変則回転のかかった跳ね返りが再びゴール方向へ向かう。DF立田悠悟が懸命にかき出そうとしたが、間に合わなかった。開始31秒弾。記録はオウンゴールになった。

 追加点は前半26分、左サイドのスローインを受けたMF倉田秋がエリア内に侵入。巧みなコントロールで相手を外してマイナスにクロスを送ると、ファン・ウィジョが左足で流し込み、G大阪のリードが2点に広がった。

 ホームで負けられない清水も反撃を試みるが、後半15分のMF竹内涼の右クロスをMF白崎凌兵が落としてFW北川航也が決めたシュートは、白崎がオフサイド。同20分のFWドウグラスの左足シュートもGK東口順昭に処理された。

 ただ後半31分、DFフレイレの縦パスを白崎が前に流し、ドウグラスが落としたボールを北川が落ち着いて決めて1点を返す。しかし同38分の立田の強烈ミドルはポストを直撃。後半アディショナルタイム1分のカウンターから繋がったMF村田和哉のシュートも右ポストに嫌われた。

 今季はレヴィー・クルピ監督を招聘してスタートしたG大阪だったが、開幕3連敗を喫するなど大苦戦。浮上のきっかけをつかめないまま、7月23日にクルピ監督を解任。クラブOBのレジェンド、宮本恒靖氏を監督に据え、再建を図った。

 就任当初は苦しい戦いとなっていたが、DF今野泰幸ら故障者の復帰に伴い、徐々にチーム状態が上向き、ここに来て今季初の3連勝。降格圏脱出と、ようやく明るい兆しが見えてきた。このまま連勝を続け、残留争いを抜け出すところまで持って行けるか。次節は首位の広島とホームで対戦する。

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