beacon

マンU戦は出場可?C・ロナウド処分は1試合出場停止が濃厚か…27日に決定へ

このエントリーをはてなブックマークに追加

バレンシア戦で退場処分を受けたFWクリスティアーノ・ロナウド

 バレンシア戦で退場処分を受けたユベントスのFWクリスティアーノ・ロナウドの出場停止期間は、27日に決定される見込みであると、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が20日、伝えている。

 ユベントスは19日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループH第1節でバレンシアと対戦。敵地ながら2-0で試合を制した。しかしこの一戦の前半29分、この試合がユベントスの選手としてCLデビューとなったC・ロナウドが小競り合いからレッドカードを受けて一発退場に。この判定に、選手は信じられない様子で座り込み、涙を流しながらピッチを後にした。

 UEFAはすでにC・ロナウドについて処分の検討を開始しており、早ければ27日、遅くとも28日には出場停止期間が明らかになる。10月2日に行われるグループH第2節ヤングボーイズ戦の出場はほぼ絶望的と見られているが、第3節および第4節のマンチェスター・ユナイテッドとの2連戦への出場可否が注目されている。

 イタリア紙は、C・ロナウドがDFジェイソン・ムリージョの頭上に手を置いた行為が、どのように捉えられるかがポイントであると指摘している。「髪の毛を引っ張ったとして扱うことはできない」が、「(フェリックス)ブリッヒ主審が報告書に何と記録したのかは知りえない」と前置きした上で、UEFAの規定上の反スポーツ的行為にあたる場合は1試合の出場停止、暴力行為と見なされれば3試合の出場停止になるとしている。イタリア紙は1試合の出場停止の可能性が高いと判断。テレビなどの中継映像によりファウルはなかったとみなし出場停止が課されない場合もあるが、可能性としては低いと論じた。なお万が一、暴力行為と見なされ、3試合の出場停止が下された場合、ユベントスは異議申し立てを行うとみられる。

『レプブリカ』のように、C・ロナウドの一発退場が「UEFAによる陰謀だ」と指摘するメディアも現れており、UEFAがどのような処分を下すのか注目されるところだ。

●チャンピオンズリーグ(CL)18-19特集
●セリエA2018-19特集
●プレミアリーグ2018-19特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP