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上位対決は互いに譲らず…広島がパトリック弾で先制もFC東京がブラジルコンビでドローに持ち込む

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広島とFC東京は1-1の引き分け

[9.22 J1第27節 広島 1-1 FC東京 Eスタ]

 エディオンスタジアム広島で行われた首位サンフレッチェ広島と暫定3位FC東京の一戦は、1-1の引き分けに終わった。前半18分に広島のFWパトリックが先制点を決めたが、後半4分にFC東京のFWリンスが同点ゴールを奪取。広島は2戦勝ちなし(1分1敗)、FC東京は7試合未勝利(3分4敗)となった。

 上位対決は攻守の入れ替わりが激しい展開となる中、アウェーのFC東京が先にビッグチャンスを創出。右サイドに流れたFWディエゴ・オリヴェイラが馬力を生かして縦に運び、PA内右からマイナスに折り返す。ニアのリンスが左足で合わせるも、右ポストに嫌われて先制とはならなかった。

 後半9分には広島のMF柏好文がPA手前左から中央へ持ち出し、右足でシュートを放つが、好反応を見せたGK林彰洋に止められる。それでもホームチームは前半18分に均衡を破った。

 右サイドのFKからキッカーのMF柴崎晃誠が変化をつけて横パスを出し、フリーで受けたMF青山敏弘が右足でクロス。ゴール前で混戦になると、パトリックが倒れながら打った左足のシュートはMF東慶悟に体を張ってブロックされるが、MF高萩洋次郎がゴールライン付近から大きく蹴り出そうとしたボールがパトリックの右足に当たってネットを揺らす。パトリックはラッキーな一撃で今季20得点目をマークした。

 だが、アウェーのFC東京がハーフタイム明け早々に追いつく。後半4分にリンスが左サイドのD・オリヴェイラに預けてゴール前へ。PA内左に切れ込んだD・オリヴェイラがマイナスに折り返すと、遅れてPA内中央に入ったリンスが右足で合わせる。MF稲垣祥に当たったシュートはGK林卓人に触られながらもゴールラインを割り、ブラジル人のホットラインで1-1とした。

 リンスの今季3点目でスコアをタイに戻したFC東京は攻撃のスイッチが入り、相手ゴールを襲う時間が続く。首位の広島も譲らず応戦したが、互いに勝ち越し点が遠く、1-1のまま終了のホイッスルが鳴った。

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