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逸機連発の川崎F小林、「脱水みたいな感じ」体調不良の中で貫禄ダメ押し弾

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FW小林悠がダメ押し点を奪って勝利に導いた

[9.22 J1第27節 川崎F3-1名古屋 等々力]

 試合前から体調の異変を感じていたという。「試合が始まった時から力が入らなくて、最後の方は全然ディフェンスも行けなくて、迷惑かけるかなと思ったので、自分から代わりました。脱水みたいな感じでした」。それでもFW小林悠は1点差に詰め寄られた後半19分にDF車屋紳太郎のクロスを押し込んでダメ押し点を記録。川崎フロンターレを勝利に導いた。

「なんか体が重いなと。起きたときは普通だったけど、試合前のミーティングで汗が凄くて、力が入らなかった。試合が始まってからずっときついなと思っていた」

 前半39分にMF家長昭博がエリア内を巧みに突破して作ったゴール前のチャンス。小林は入れるだけという決定機をふかしてしまう。後半7分には再び家長の突破からマイナスクロスを受けるも、シュートをクロスバーに当ててしまった。それでもゴールを決めて勝利に導くあたりは、さすが日本代表にも選ばれるエースだ。

 このような症状が出るのは初めてと困惑気味の小林。しかしチームは未消化の第18節の湘南戦を26日に控えるため、中3日、中2日の連戦が続く。「なるべく早く寝て、回復するのは一番かなと思います」。勝ち点4差に詰め寄った首位をとらえるためには、小林の力は必要不可欠だ。

(取材・文 児玉幸洋)
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