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長いトンネル抜けた…FC東京が9試合ぶり勝利! 名古屋は7連勝→3連敗

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FC東京名古屋グランパスを破って9試合ぶり白星

[10.7 J1第28節 名古屋 1-2 FC東京 豊田ス]

 J1リーグは7日、第28節を各地で行い、来季のACL出場権を狙うFC東京とJ1残留を争う名古屋グランパスが対戦した。ここまで8試合勝ちのなかったFC東京が2-1で勝利。名古屋は7連勝の後の3連敗で、残留圏内に浮上することができなかった。

 ホームの名古屋は前節のC大阪戦が台風24号の影響で流れたため、9月22日以来2週間ぶりとなる公式戦。第27節の川崎F戦(●1-3)から先発1人を変更し、MFエドゥアルド・ネットに代わってFW青木亮太が13試合ぶりにスタメン復帰を果たした。

 対するFC東京は8月10日に行われた第21節のG大阪戦(●1-2)から公式戦9試合勝ちなし(3分6敗)という絶望的な状況。前節の清水戦(●0-2)から先発2人を入れ替え、MF田邉草民とFWリンスに代わってMF大森晃太郎とFW永井謙佑がスタメン入りした。

 先に決定機をつくったのはFC東京。前半5分、DF太田宏介のFKがゴール前を襲い、DF森重真人が強烈なヘディングシュートを放った。だが、ここに立ちはだかったのは守護神GKランゲラック。鋭い反応で正面シュートを防ぎ切って大ピンチを脱した。

 名古屋は前半13分、接触で脚部を痛めたDF宮原和也がプレーを続けることができなくなり、古巣対戦となるMF長谷川アーリアジャスールの起用を強いられる。元FC東京の名古屋DF丸山祐市、元名古屋の永井に続き、双方に縁のある選手たちがピッチ上に揃った。

 後半は一進一退の攻防。立ち上がりはFC東京のFWディエゴ・オリヴェイラが何度も敵陣に攻め込むが、次第に名古屋のFWジョーが左サイド裏で存在感を放つ。FC東京は後半15分、PA内右を突破したD・オリヴェイラのパスから決定機を迎えるも、DF室屋成と大森がノッキングした。

 FC東京は後半17分、D・オリヴェイラのスルーパスから永井がフリーで狙ったが枠外。それでも同20分、D・オリヴェイラがDF金井貢史をかわしてゴールラインぎりぎりからクロスを送ると、後方から走りこんだ大森がダイレクトで突き刺し、ようやく先制に成功した。

 名古屋は後半21分、青木に代わってMFガブリエル・シャビエルを投入。だが同23分、FC東京はMF高萩洋次郎のボール奪取からMF東慶悟がフィードを送り、永井が猛スピードで抜け出す。DF中谷進之介を振り切って左足で叩き込み、リードを2点に広げた。

 名古屋は後半30分、金井に代わってMF秋山陽介を投入。対するFC東京は同39分、足がつった永井に代えてFW矢島輝一を送り込んだ。名古屋は同アディショナルタイム4分、DFチャン・ヒョンスのオウンゴールで1点を返したがそのままタイムアップ。FC東京が4位に浮上した。

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