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順天堂大MF名古新太郎、怪我から復活即アシスト!ACL決勝控える鹿島へ「本当に勝ってほしい」

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名古が6試合ぶりの復帰戦にフル出場した

[11.10 関東大学L1部第20節 専修大3-3順天堂大 フクアリ]

 順天堂大の主将MF名古新太郎(4年=静岡学園高)が、9月23日の法政大戦以来となる実戦復帰をフル出場で飾った。

 名古は同試合で左足ふくらはぎを肉離れ。古傷の再発だっただけに、慎重にリハビリを進めてきた。

 6節ぶりの出場だったが、FW旗手怜央(3年=静岡学園高)と2シャドーの一角で先発。前半14分にはその旗手への絶妙なクロスでアシストを記録。乱打戦となり、勝利には繋がらなかったが、さっそく存在感を示した。

 日本時間同日深夜、入団内定を決めている鹿島アントラーズが、アジア制覇をかけた大一番を迎える。「気になります。本当に勝ってほしい」と声を上ずらせると、「リアルタイムで観ますよ」と仲間の応援を約束した。

「来年から鹿島で戦うイメージはできています。夏も練習に行っていたし、もちろん1年目から試合に出るつもりでいます。でも一人ひとりの守備の能力、強度の違いを一番感じました。(三竿)健斗とかもそうですし、永木亮太くんとか(小笠原)満男さん、レオ・シルバなんかもっとそう。盗んでいきたいなと思います」

 順天堂大は残り2節となった関東リーグ戦で暫定3位。目標の優勝の可能性はなくなったが、大学選手権(インカレ)へは出場圏内にいる。「自分自身最後ですし、キャプテンとしても自分がいなきゃいけないというのは、ずっと思っています」。常勝軍団の魂に触れたものとして、狙えるタイトルは常に意識する。

(取材・文 児玉幸洋)
●第92回関東大学L特集

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