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プレミアリーグが来季からのVAR導入で大筋合意…欧州5大リーグ全てで採用へ

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プレミアリーグもついにVAR導入へ

 ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が2019-20シーズンよりプレミアリーグで導入されることが大筋で決まった。

 今夏に行われたロシア・ワールドカップをはじめ、現在ではセリエA、リーガ・エスパニョーラ、ブンデスリーガ、リーグ・アンの欧州5大リーグで導入されているVAR。これまで最新テクノロジーの採用には慎重な姿勢をとってきたプレミアリーグだが、各クラブによる投票の結果、来シーズンから導入することで基本合意に至った。

 プレミアリーグは15日、公式ウェブサイトで「プレミアリーグのクラブは2019-20シーズンよりビデオ・アシスタント・レフェリーを導入することで大筋で合意した」と声明を発表。さらに、今シーズン中もVARのトライアルを継続して行い、ファンがVARの判定を理解しやすいようなシステムを構築するとした。

 以前から微妙な判定への批判が集まるプレミアリーグでは、先日に行われたサウサンプトン対ワトフォードの一戦でもDF吉田麻也がオフサイドポジションにいたためにFWチャーリー・オースティンのゴールが取り消されるなど物議を醸し出す一件が起きた。これを受け、サウサンプトンのマーク・ヒューズ監督はVARが依然として採用されていないことに「プレミアリーグの暗黒時代」と憤りをあらわにしていた。

 なお、欧州サッカー連盟(UEFA)も2019-20シーズンよりチャンピオンズリーグでVARの使用を開始することを先日に発表している。

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