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「すべては自分の力不足」福岡、井原監督の退任を正式発表

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井原正巳監督の退任を発表

 アビスパ福岡は19日、井原正巳監督が2018シーズンをもって退任することを発表した。

 井原監督は2015年から4シーズンにわたって指揮。就任初年度にJ1昇格を成し遂げ、昨年と今年も上位争いを繰り広げるなど、高い指導力で福岡を上位に引き上げた。しかし、今季は最終節でJ1参入プレーオフ進出を逃していた。

 クラブ公式サイトによると、J2リーグ優勝の目標を果たせなかった責任を理由に、井原監督から退任の申し入れがあったという。これを受けて協議した結果、井原監督の意思を尊重し、現契約期間の満了となる今シーズンでの退任となった。井原監督はクラブを通じて以下のようにコメントしている。

「ファン・サポーターの皆様、スポンサー、株主の皆様、関係者の皆様、アビスパに関わる全ての皆様、あたたかいご支援、力強いご声援をいただき、本当にありがとうございました。今シーズンをもって退任させて頂くことになりました。

 皆様からたくさんの力をいただいたにも関わらず、今シーズンの目標であったJ2優勝、J1昇格を果たせず、非常に申し訳ない気持ちでいっぱいです。選手は本当に頑張ってくれましたが、すべては自分の力不足だと思っています。 この場をお借りしてお詫び申し上げます。

 2015年から今シーズンまでの約4年間、素晴らしい選手たち、スタッフに囲まれ、素晴らしい環境の中で仕事をさせてもらいました。アビスパ福岡で監督としてのキャリアをスタートさせていただいたこと、これまでのクラブの歴史の中で一番長く指揮をとらせていただいたことはわたしにとっての誇りです。そしてアビスパを通じて多くの方々と出会えたことに心から感謝しています。

 アビスパ福岡での経験をもとに、さらに指導者として成長し、いつの日かまたこの大好きな福岡の地で、皆さんに恩返しできればと思っています。4年間本当にありがとうございました。これからのアビスパ福岡のさらなる発展を心より願っております」

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