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アジア杯で“サプライズ招集”は?森保監督「可能性としてはあり得る」

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記者会見する森保一監督

 森保ジャパンでまだ招集歴のない選手にも可能性は残されているようだ。日本代表森保一監督はアジアカップ前最後の強化試合となる20日のキリンチャレンジカップ・キルギス戦(豊田ス)に向け、「チーム力をしっかり上げていけるように戦術の浸透を図っていきたい。我々がレベルアップすることを考えて明日の試合にも臨む」と、あくまでこれまでと同じスタンスで戦う考えを示し、「そうすることによってアジアカップでもより良い戦いができると思うので、まずは明日の試合に集中して、次につながる試合をしたい」と意気込んだ。

 アジアカップのメンバー選考前最後の試合となるが、記者会見では「今まで呼んだことのない選手でも海外組など実績のある選手を呼ぶ可能性はあるのか」という質問に「それはもちろん可能性としてはあり得ると思っている」と回答。ロシアW杯メンバーで森保ジャパンに招集されていない選手としてはDF昌子源(鹿島)、MF香川真司(ドルトムント)、MF乾貴士(ベティス)、MF宇佐美貴史(デュッセルドルフ)、FW岡崎慎司(レスター・シティ)、FW武藤嘉紀(ニューカッスル)らがいるが、彼らをアジアカップで招集する可能性を否定はしなかった。

 16日のベネズエラ戦(△1-1)後の記者会見では武藤やFW久保裕也(ニュルンベルク)を招集しない理由を聞かれ、「もちろん彼らは招集のリストには入っているし、選択肢にも入っている」としたうえで、「ケガであったり、チームの中で彼らが置かれている立ち位置とかも考えて、タイミングがズレたり、そういうところだと思う」と、その理由を説明していた。「招集に関しては、まだまだいろいろな選択肢があると思っている」。アジアカップで“サプライズ招集”はあるのか。まずは現代表メンバーがキルギス戦でどれだけアピールできるかに懸かっている。

(取材・文 西山紘平)

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